今日の聖句 2月10日(月) 目を高く上げて、だれがこれらを創造したかを見よ。この方は、その万象を数え て呼び出し、一つ一つ、その名をもって、呼ばれる。 イザヤ40:26 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずに できたものは一つもない。この方にいのちがあった。 ヨハネ1:3-4 ************************************* 今週のテーマ:主の言葉を心に留よ きょうの聖書:マルコ2:18-21 マルコの福音書2章19節20節 イエスは彼らに言われた。花婿が自分たちといっしょにいる間、花婿につき添う 友だちが断食できるでしょうか。花婿といっしょにいる時は、断食できないので す。しかし、花婿が彼らから取り去られる時が来ます。その日には断食します。 「断食と信仰」 断食の効用は多々あります。イエス様も宣教開始の時に40日間の断食を成功さ せています。断食は難しいことなので「断食している」と言うと人々から尊敬さ れそうな気になります。しかし、それは間違った考えです。断食は正当な目的と 動機で行なわれなければなりません。 バプテスマのヨハネは弟子たちに厳しく悔い改めの指導をしました。その一つが 断食をさせ、自分の罪を深く自覚させることでした。断食は謙遜と罪への反省を 促します。また、断食は心をきよくし、心を研ぎ澄ます心の内面の訓練にもなり ます。断食は体内から食べ物を取り出して空にし、悔い改めは人生から罪を取り 出して空にします。 イエス様の弟子たちは、イエス様と共に生活していたので断食する必要がありま せんでした。イエス様はご自分を「わたしは天から下って来たパンである」と言 われています。断食して空腹になったとき、心の飢え渇きに気づき、神様のパン であるイエス様のみことばによって心を満たされる必要を意識するようになるこ とも大事なことです。 私はたちクリスチャンは祈りの時間を確保するために断食をします。毎年1月に 東京の淀橋教会を会場にして「断食祈祷聖会」が開催されています。心を研ぎ澄 ます心の内面の訓練のため、集中して祈るため、悔い改めて信仰を回復するため に断食はとても有効です。 祝福を祈ります。