今日の聖句 2月8日(土)

私はいと高き方、神に呼ばわります。
私のために、すべてを成し遂げてくださる神に。
詩篇57:2

イエスは、朝早くまだ暗いうちに起きて、寂しい所へ出て行き、そこで祈ってお
られた。
マルコ1:35

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今週のテーマ：主の望み
きょうの聖書：創世記22:9-13

創世記２２章１２節

御使いは仰せられた。「あなたの手を、その子に下してはならない。その子に何
もしてはならない。今、わたしは、あなたが神を恐れることがよくわかった。
あなたは、自分の子、自分のひとり子さえ惜しまないでわたしにささげた。」

「１００％の信仰」

アブラハムは１００歳で嫡子(ちゃくし)イサクを授かりました。アブラハムは大
事にイサクを育てました。イサクが三日の道程を歩けるようになった頃、神様は
アブラハムに人生最大の試練を課しました。嫡子イサクを神様に献げなさいとい
う命令です。アブラハムは一昼夜ふかく悩んだ末、神様の命令に従う決断をしま
した。

アブブラハムは郎等(ろうとう)二人に薪をはこばせ、イサクを伴って神様が指定
したモリヤ山へ出かけました。山頂で全焼の生け贄としてイサクを献げる準備が
終わり、刀でイサクの心臓を一突きにしようとしたとき、御使いはアブラハムに
呼びかけて、この１２節の言葉を伝えたのです。

神様はアブラハムが神様に対して十分に謙遜で従順であることをハッキリ確認し
たのです。それは、自分のひとり子さえ惜しまないで神様に献げようとしたこと
で証明されました。アブラハムが神様を信じていることが行動で現わされたので
す。ヨハネ伝４章の王室の役人の行動が思い出されます。彼はキリストの言葉を
信じて帰途につきました。

神様は、私たちが神様を１００％信じることを望んでいるのです。１００％の信
仰は行動になって私たちの人生の中に現われてきます。これがきよめです。神様
はアブラハムにイサクを殺させませんでした。捨て去るべきは、私たちの心にあ
る僅かな疑念です。疑念はどんなに小さくても持っていてはなりません。

祝福を祈ります。