今日の聖句 1月10日(金) 父がその子をあわれむように、主は、ご自分を恐れる者をあわれまれる。 詩篇103:13 私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだ めの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。 1ヨハネ4:10 ************************************* 今週のテーマ:主による希望 きょうの聖書:ゼカリヤ8:1-8 ゼカリヤ書8章7節8節 万軍の主はこう仰せられる。「見よ。わたしは、わたしの民を日の出る地と日の 入る地から救い、彼らを連れ帰り、エルサレムの中に住ませる。このとき、彼ら はわたしの民となり、わたしは真実と正義をもって彼らの神となる。」 「神様の栄光」 ゼカリヤはバビロンから帰還した後、エルサレムで活動した預言者です。同時期 の預言者はハガイです。帰還民はエズラ等の指導の下にエルサレム再建に尽力し ていましたが、近隣の反対勢力に妨害され、内部では律法が軽んじられて、捕囚 前に語られていたような、神様の栄光に包まれた姿にはなっていませんでした。 この頃、資産家は蓄財に向き、庶民は混血に流れ、礼拝の規定は守られず、祭司 たちは厳しく指導する力を失っていました。ゼカリヤは、将来、神様がメシヤ= キリストを遣わしてエルサレムをペルシヤからも、近隣の反対勢力からも、棄教 からも開放し、真の神の民として創造主への礼拝に復帰させると語って帰還民を 激励しているのです。 7節8節のみことばは、神様と帰還民との間で神様から与えられた再契約の言葉 でもあります。神様と神様の民は新しく契約を結び直し、イスラエル社会全体に 神様の臨在が満ちるということです。この赦しと関係回復の約束は、至る所にい る全ての神の民に向けられているものです。 ここは再契約ですが、イエス・キリストは十字架と復活によって全人類を救う新 契約を樹立してくださいました。私たちはキリストによって与えられた新契約に よって、信じるだけで救われる、という恵みの中に置かれています。天地の創造 主、永遠の救世主を礼拝できるというところに神様の栄光があるのです。 祝福を祈ります。