今日の聖句 12月9日(月) 主のことばを退けたからには、彼らに何の知恵があろう。 エレミヤ8:9 どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るため の知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。 エペソ1:17 ************************************* 今週のテーマ:人となったみことば きょうの聖書:1ヨハネ1:1-10 ヨハネの手紙第一1章1節2節 初めからあったもの、私たちが聞いたもの、目で見たもの、じっと見、また手で さわったもの、すなわち、いのちのことばについて、このいのちが現れ、私たち はそれを見たので、そのあかしをし、あなたがたにこの永遠のいのちを伝えます。 すなわち、御父とともにあって、私たちに現された永遠のいのちです。 「永遠のいのちの保証」 この手紙の記者であるヨハネはイエス様の従兄弟です。イエス様の母マリヤとヨ ハネの母サロメは姉妹です。ヨハネはペテロやヤコブとともにイエス様とは特別 に近しい関係がありました。この手紙はAD88年頃エペソで書かれています。 ヨハネがパトモス島に流刑される前です。 イエス・キリストへの信仰は、厳しい迫害と試練を受けていました。この時代の 教会の抱えていた最大の問題は信者たちの献身の意識が薄れてしまったことでし た。多くの信者がこの世の基準に同調し、自分たちの信仰を危機に陥れてしまっ ていたのです。 それは、イエスは人であって神ではない、或いは、イエスは神であって人ではな いとするような考え方です。そのために、イエスは実は死ななかったとか、復活 はしなかったという考えに発展し、生活のありようも未信者と同じようになり、 永遠のいのちの確信も薄れてしまったことでした。 ヨハネはこの手紙で信者たちを正しい道に連れ戻し、正邪の違いを示し、神様と 人々を愛して生きる者として成長するように教会を励ましています。キリストを 信じる者に永遠のいのちが与えられていることを保証し、神の子どもとして御父 から与えられる特権をすべて味わえることを教えています。 祝福を祈ります。