今日の聖句 12月5日(木) ほむべきかな。神。神は、私の祈りを退けず、御恵みを私から取り去られなかっ た。 詩篇66:20 イエスは答えて言われた。「もしあなたが神の賜物を知り、また、あなたに水を 飲ませてくれと言う者がだれであるかを知っていたなら、あなたのほうでその人 に求めたことでしょう。そしてその人はあなたに生ける水を与えたことでしょ う。」 ヨハネ4:10 ************************************* 今週のテーマ:主を待つ きょうの聖書:ルカ1:57-66 ルカの福音書1章63節64節 彼は書き板を持って来させて、「彼の名はヨハネ。」と書いたので、人々はみな 驚いた。すると、たちどころに、彼の口が開け、舌は解け、ものが言えるように なって神をほめたたえた。 「彼の名はヨハネ」 約1年前に、神殿で香を焚く当番に当たったザカリヤに天使が現われて「あなた の妻エリサベツは男の子を産みます。名をヨハネとつけなさい」と告げました。 ザカリヤはこのお告げを信じなかったために、ものが言えなくなっていました。 しかし、エリサベツは妊娠し、男子を出産しました。 親類縁者が集まって幼子に父親と同じザカリヤという名をつけようとしたとき、 エリサベツがそれを遮って、ヨハネという名にしなければなりません、と言った のです。天使からそのように命名するように言われていたからです。人々はザカ リヤに何という名をつけるつもりかと尋ねたところ、ザカリヤは書き板に、彼の 名はヨハネ、と書いたのです。 ザカリヤはたちどころにものが言えるようになって神様を褒め称えたと言うこと です。ヨハネという名前は日本語では「主が恵まれた」という意味になります。 バプテスマノヨハネは明らかに神様の力によって特別にこの世に生を受けた人物 だったのです。この出来事はユダヤの山地全体にも語り伝えられました。 神様は、イエス・キリストが御父の御一人子であることを世界中の人々が信じる ことができるように、イエス様のお生まれの6ヶ月前にこの事をなされました。 救い主の誕生は長い年月をかけて人類に周知され、微に入り細にわたって準備さ れた上で神様の全能の力によって決行されたことだったのです。 祝福を祈ります。