今日の聖句 12月4日(水) わたしはエルサレムを喜び、わたしの民を楽しむ。そこにはもう、泣き声も叫び 声も聞かれない。 イザヤ 65:19 しかし、私たちは、神の約束に従って、正義の住む新しい天と新しい地を待ち望 んでいます。 2ペテロ3:13 ************************************* 今週のテーマ:主を待つ きょうの聖書:ルカ1:39-56 ルカの福音書1章45節 主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでし ょう。 「マグニフィカト」 この言葉は、受胎告知を受けた直後に、マリヤが従姉妹でユダヤに住んでいるエ リサベツを訪問したときに、エリサベツがマリヤを激励したものです。告知を受 けたマリヤは事が事だけに黙っていられませんでした。内容はうっかり誰かに漏 らして良いような物ではありませんでしたし、誰かに話して共有してもらわなけ ればならないとても思い問題でもあります。 主によって語られたこととは勿論、マリヤがキリストを出産することです。マリ ヤの心は大きな不安と動揺が続いていますが、聖霊は、直接エリサベツにマリヤ の胎内の子はキリストであると告げていたので、エリサベツは大胆にマリヤを励 ましました。私たちも諸問題を共有し、激励しあえる仲間でありたいです。 天使から受けた告知の内容と、エリサベツから聞いた激励の内容が同じだったの でマリヤの信仰が確定し、信じ切ることができました。そして、46節から55 節のマリヤの賛歌が詠われます。聖書を開いて読んでください。マリヤの賛歌は 「マグニフィカト」とも言われ、教会で賛美歌として歌い継がれています。確信 から生まれた賛美です。 マリヤの賛歌の内容はサムエルの母ハンナの賛美に酷似しています。両者ともキ リストを讃えて、貧しいもの、虐げられるもの、軽蔑されるもの、の擁護者であ ると詠っている点です。神様はご自分の民を永遠に憐れまれるるというアブラハ ムへの約束を実現するためにキリストをこの世に遣わしたということです。私た ちはこのキリストによって救われたのです。 祝福を祈ります。