今日の聖句 12月3日(火) 悪を行う権力者の側に立ってはならない。 出エジプト23:2 またあなたがたが心の霊において新しくされ・・るべきこしでた。 エペソ4:23 ************************************** 今週のテーマ:主を待つ きょうの聖書:ルカ1:26-38 ルカの福音書1章30節31節 こわがることはない。マリヤ。あなたは神から恵みを受けたのです。ご覧なさい。 あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい。 「受胎告知」 神様によって、キリストの母親となるために選ばれたマリヤは、ナザレの町に住 む貧乏な家の小娘でした。神様の御業を担うには相応しくない環境です。自分の 年齢や体力、学歴や経験、経済力や人脈、そのような物が揃えば神様のために働 けると思う人が多いと思います。マリヤにはそういう物はありませんでした。 神様がマリヤに対して求めたものは、信仰心と従順さや粘り強さでした。ユダヤ では処女が妊娠すれば石打と定まっていました。許嫁からも捨てられることは明 白です。生まれる子どもは執拗に命を狙われ続けます。これが怖がらずにいる人 がいるでしょうか。神様はマリヤの心根を高く認めて大役を与えたのです。 神様からの恵と言われている、キリストの母になるという受胎告知は、マリヤの 心に大きな苦痛をもたらしました。神様の恵とは、元来、イージーに成功や名声 を入手できるということではないのです。マリヤの支払った大きな犠牲が、全世 界に救いをもたらす要因となっているのです。 神様のお働きのために、私たちに「召し」が下されたとき、私たちに学力や経験 などの力があるか無いかによって召されているのではなく、私たちの信仰と従順 さに神様の目が向けられているということを認識して、召しに応じていきたいと 思います。神様が私たちを用いて働かれるのですから。 祝福を祈ります。