今日の聖句 11月29日(金) 心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいて も、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。 箴言3:5-6 自分こそ知者だなどと思ってはいけません。 ローマ12:16 ************************************* 今週のテーマ:感謝の生活 きょうの聖書:エズラ3:10-13 エズラ記3章11節 彼らは主を賛美し、感謝しながら、互いに、「主はいつくしみ深い。その恵みはと こしえまでもイスラエルに。」と歌い合った。こうして、主の宮の礎が据えられた ので、民はみな、主を賛美して大声で喜び叫んだ。 「喜び叫んだ」 バビロンのネブカデネザルによって滅ぼされ、捕囚とされていたユダヤ人はバビ ロンを滅ぼしたペルシヤのクロス王によって開放され、エルサレムへ帰還して来 ました。ペルシヤはバビロン生まれのユダヤ人ゼルバベルをペルシヤ帝国のユダ ヤ州総督に任命してエルサレム神殿再建工事を命じていたのです。 工事が始まって神殿の基礎が完成したとき、帰還してきたユダヤ人は賛美し、感 謝し、大声で喜び叫んだのです。これは、エルサレム神殿崩壊から50年目のこ とでした。滅ぼされ、捕囚とされた長い日々を守られ、遂にエルサレムに帰還で きた喜びと、神殿再建工事が軌道に乗ったことを喜ぶ叫びでした。 この工事に当たった人々は、並々ならぬ多大な努力を注いだのですが、誰一人と して自分の手柄を誇る者はいませんでした。帰還できたことも、神殿を再建でき ることも、すべて慈しみ深く、恵み深い神様の御手によることであると知ってい たからです。 私たちもこの一年を振り返ってみれば、神様の守りと助けを受け続けてきたとい うことがよく解ります。自分の弱さや足りなさに気づけば気づくほど、神様の保 護と導きが嬉しく感じられます。一緒に教会活動に加わってくださる先生方や信 者の皆さんの多大な努力に頭が下がるばかりです。ありがとうございます。 祝福を祈ります。