今日の聖句 11月22日(金) 姦淫してはならない。 出エジプト20:14 結婚がすべての人に尊ばれるようにしなさい。 ヘブル13:4 ************************************* 今週のテーマ:終末の希望 きょうの聖書:ヨエル3:16-21 ヨエル書3章16節17節 主はシオンから叫び、エルサレムから声を出される。天も地も震える。だが、主 は、その民の避け所、イスラエルの子らのとりでである。あなたがたは、わたし があなたがたの神、主であり、わたしの聖なる山、シオンに住むことを知ろう。 エルサレムは聖地となり、他国人はもう、そこを通らない。 「御民の救い」 ヨエルはイザヤよりも90年位前、BC830年頃、ユダ王国で活動した預言者 です。同時代にはエリシヤがいました。この時代、ユダヤは繁栄し、国民は満足 していました。神様の存在を当たり前のことと思い、自己中心と偶像礼拝に陥っ ていました。ヨエルはそのような生き方では神様の裁きは免れないと語り国民に 悔い改めを求めています。 そして、主に終末期に関する預言をし、神様の慈しみと厳しさについて語り、御 霊の注ぎを告げて、御民の救いを預言しています。「あなたがたの神、主に立ち 返れ。主は情け深く、あわれみ深く、怒るのにおそく、恵み豊かで、わざわいを 思い直してくださるからだ。」ヨエル2:13は有名なみことばです。 神様はヨエルを通して、御民に究極の救いを与え、エルサレムを永遠の住処とす ると約束しています。これはイスラエル人の未来に関することであり、同時に私 たちクリスチャンに関することでもあります。そして、エルサレムという町の未 来のことであり、同時に私たちの礼拝生活のことでもあります。 神様からの私たち神の民への究極の救いは、神様の全面的な主導と、主権的なご 決定によって与えられます。それがいつであるかは私たちには予期できません。 しかし、世界で起こるあらゆる出来事が神様のご支配の中にあることは確信でき ます。私たちには神様の愛の御手の中で安心して、謙遜と従順をもって生きてい くことが求められています。 祝福を祈ります。