今日の聖句 11月10日(日) あなたの父と母を敬え。 出エジプト20:12 年寄りをしかってはいけません。むしろ、父親に対するように勧めなさい。 1テモテ5:1 ************************************* 今週のテーマ:審判に備える きょうの聖書:マタイ25:31-46 マタイの福音書25章35節36節 あなたがたは、わたしが空腹であったとき、わたしに食べる物を与え、わたしが渇 いていたとき、わたしに飲ませ、わたしが旅人であったとき、わたしに宿を貸し、 わたしが裸のとき、わたしに着る物を与え、わたしが病気をしたとき、わたしを見 舞い、わたしが牢にいたとき、わたしをたずねてくれたからです。 「十字架の共有」 天の御国を相続する人の信仰の在り方がここに教えられています。御父への愛は隣 人への愛によって表現されるということです。それは他人の必要を満たすというこ とです。私たちは自分の必要を満たすことを最優先にする傾向がありますが、イエ ス様は私たちの必要を満たしてくださる御方だからです。 イエス・キリストの十字架の死と復活によって救われた「救いの喜び」から、支援 的に生き、知らず知らずのうちに教会の兄弟姉妹に対し、或いは、様々な隣人や知 り合いに対して、支援の手、ケアの手を差し伸べることが、一死をもって私たちを 救って下さったイエス・キリストへの信仰の具体的現れになるのです。『最も小さ い者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』(25:40) 愛の奉仕は水や食べ物、宿所や衣類の提供、に始まり病気見舞いや刑務所への訪問 と共に、相手の霊的成長に仕えていくことに続いていきます。問題や課題を共有し 解決の課程を共有し、ともに喜び、ともに悲しむ感情を共有して生きていくことで 実践できることです。何事も他人事と思わず、我が事として対処することです。 イエス様は人間の諸問題を他人事とせず、我が事として受け止めて御自分でその重 荷を引き受けて下さいました。そのイエス様に倣って生きていくことこそ神の御国 の相続権の確保になるのです。口先だけであったり、形式だけであったりでは命を 投げ出して下さったイエス様に申し訳が立ちません。キリストと愛の十字架を共有 する真のクリスチャンとして生きていきましょう。 祝福を祈ります。