今日の聖句 11月4日(月) 私たちはみな、汚れた者のようになり、私たちの義はみな、不潔な着物のようです。 イザヤ64:6 息子は言った。『おとうさん。私は天に対して罪を犯し、またあなたの前に罪を犯 しました。もう私は、あなたの子と呼ばれる資格はありません。』ところが父親は、 しもべたちに言った。『急いで一番良い着物を持って来て、この子に着せなさい。 それから、手に指輪をはめさせ、足にくつをはかせなさい。そして肥えた子牛を 引いて来てほふりなさい。食べて祝おうではないか。 ルカ15:21-23 ************************************** 今週のテーマ:終末の戦い きょうの聖書:ダニエル12:1-13 ダニエル書12章1節2節 その時、あなたの国の人々を守る大いなる君、ミカエルが立ち上がる。国が始ま って以来、その時まで、かつてなかったほどの苦難の時が来る。しかし、その時、 あなたの民で、あの書にしるされている者はすべて救われる。地のちりの中に眠 っている者のうち、多くの者が目をさます。ある者は永遠のいのちに、ある者は そしりと永遠の忌みに。 「赦す人が赦される」 前章11章にはギリシヤを含むペルシヤからリビヤにまで及ぶ国々の間で交わさ れる戦争について書かれています。人類の歴史は戦争の繰り返しです。イラン、 イラク、シリヤ、エジプト、リビヤは今も大きな騒動の渦中にあります。その戦 争の危害はエルサレムに及び、助ける者は誰もいません。 そういう戦争の歴史が進む中で、最後に終末において天使長ミカエルが立ち上が り、全世界に神様の大審判が下すと預言され、かつ、いのちの書に名前を書かれ ている人はすべて救われると言われています。更に、多くの人は、人間は死ねば それで終わりで、死後には裁きはないと考えていますが、義人も罪人も死後にお いて神様の裁きを受けることが明言されています。 自分が被害を受けたということで相手をなじり、報復に対して報復で応じている 国際関係であり、個人間でも報復が正義であるような考え方が世界を包んでいま す。先に手を出したのは誰だ、ということが裁判の争点になっている現状です。 しかし、神様は相手の長所に目を向け、相手を自分より優れていると高く評価す る人は、その人生が輝くと教えています。(3節) イエス・キリストは自分のいのちを犠牲にして、全世界のすべての罪人を赦し、 義人として復活させるという救いの御業を成し遂げられました。そして、私たち に向かって、私があなた方を愛したように、そのようにあなた方も互いに愛し合 いなさいと呼びかけています。このキリストの十字架を信じて従う人が永遠の救 いに入るのです。赦す人が赦されるということです。 祝福を祈ります。