今日の聖句 10月25日(金) 私たちはみな、ただひとりの父を持っているではないか。ただひとりの神が、私 たちを創造したではないか。なぜ私たちは、互いに裏切り合い、私たちの先祖の 契約を汚すのか。 マラキ2:10 もしあなたがたの互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたがわたし の弟子であることを、すべての人が認めるのです。 ヨハネ13:35 ************************************** 今週のテーマ:天の国のたとえ きょうの聖書:ルカ14:15-24 ルカの福音書14章23節24節 主人は言った。「街道や垣根のところに出かけて行って、この家がいっぱいにな るように、無理にでも人々を連れて来なさい。言っておくが、あの招待されてい た人たちの中で、私の食事を味わう者は、ひとりもいないのです。」 「神の愛と救い」 天の御国の宴会のたとえです。招待された人たちは仕事や家庭の問題を口実にし て出席を拒みました。宴会の主催者である主人は、町の通りを歩くすべての人を 招き入れ、ボーダーライン上の人も外部の人も招き入れましたが、初めに断わっ た人たちは入らせませんでした。 天の御国の宴会はキリストの救いで、招きは神の愛です。招かれて様々な口実で 断わった人はユダヤ人でした。通りを歩く人や外部の人は異邦人や罪人です。救 われるために選ばれていた選民は救われず、選に漏れていた人や救いに該当して いと思われていた人たちが救いの恵みを受けたという話です。 自分は当然食事できると思っている人は他人の食卓で感謝しながら食べる必要は なく、食いっぱぐれている人は、お呼ばれがあればすぐに応じるわけです。ユダ ヤ人は、自分は律法を守っているのでキリストの憐れみを受ける必要はないと考 えて招きに応じませんでした。人の厚意は無にしてはいけません。 昔から、どこの国、どこの世界にもキリストの救いの必要性を感じない人は居た のです。キリストの救いは拒絶する人は受けられず、拒絶しない人は誰でも受け られるのです。しかし、誰にでも食物が必要であるように、神様と人からの愛は 不要だという人はこの世に一人もいません。神の愛と救いは万人に必要です。 祝福を祈ります。