今日の聖句 10月22日(火) 神は人をご自身のかたちとして創造された。 創世記1:27 新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至る のです。 コロサイ3:10 **************************************** 今週のテーマ:天の国のたとえ きょうの聖書:マタイ13:31-33 マタイの福音書13章31節 イエスは、また別のたとえを彼らに示して言われた。「天の御国は、からし種の ようなものです。それを取って、畑に蒔くと、どんな種よりも小さいのですが、 生長すると、どの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て、その枝に巣を作るほど の木になります。」 「信仰も成長する」 芥子種はゴマの千分の一以下のサイズです。指で摘むことはできません。農家が 扱う種の中で最も小さいものです。これは成長すると全ての野菜の中で最も大き くなります。庭で栽培すると軒先に届きます。イスラエルから持ち帰って八王子 教会の牧師館前で育てたことがあります。 鳥が巣を作るとは、大国に小国が身を委ねるときに使う言葉です。神の国は地上 のあらゆる国を養えるほどに大きくなると言われているのです。エルサレムで始 まったキリスト教会は極小さな群れでしたが今は全世界に広がりました。天の御 国の恵は全世界の人々を養って余りあります。 33節にはパン種の話があります。イースト菌とかふくらし粉とも呼ばれるもの です。私が子どもの頃、我が家では蒸かし饅頭を作りました。私の役目はふくら し粉を買いに行くことでした。お店で商品として販売されている物に引けを取ら ない立派な饅頭ができていました。同じ手法で聖書学院では蒸しパンが作られて いました。柔らかく膨らんだ美味しいパンでした。 粉を膨らませないパン種はありません。大きく成長しない芥子種もありません。 成長発展、躍進拡大は神の国の大きな特徴です。この世の中に成長しない教会が あるように思うかも知れませんが、その小さい教会も大成長する天の御国の一部 なのです。先日の東北教職セミナーでも「家の教会」と呼ばれる小さい教会の例 が紹介されていました。信仰も成長すると同じように大きくなるのです。 祝福を祈ります。