今日の聖句 10月12日(土) 神は、いつくしみを忘れたのだろうか。 もしや、怒ってあわれみを閉じてしまわれたのだろうか。 詩篇77:9 あなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみが えらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。 ローマ10:9 ************************************* 今週のテーマ:世界を一つに きょうの聖書:イザヤ60:1-7 イザヤ書60章7節 ケダルの羊の群れもみな、あなたのところに集まり、ネバヨテの雄羊は、あなたに 仕え、これらは受け入れられるいけにえとして、わたしの祭壇にささげられる。わ たしは、わたしの美しい家を輝かす。 「信仰の目」 神様はイザヤを通して、ユダヤがバビロンに滅ぼされても必ず回復の時が来ること を告知しています。イザヤは、見えるところのユダヤの現状は暗黒に包まれている けれど、神様に向けて心を開けば、ユダヤは神の栄光を受けて輝いているいると語 って、国民に信仰心を持つことを促しています。 ケダルとネバヨテは、アブラハムの妻サラの下女であったハガルが産んだアブラハ ムの子どもです。ハガルやその他の女性が産んだアブラハムの子どもたちは、神様 のアブラハムへの祝福の相続人には該当していませんでした。約束の恵みはアブラ ハムの信仰を受け継いだイスラエルに伝えられたのです。 ネバヨテの子孫たちが持参する羊は、神様を礼拝するときに捧げられる動物です。 つまり、地中海世界とアラブ世界の全域から人々が創造主を礼拝しに来るというこ とです。その礼拝が受け入れられて神様のお住まいはますます栄光に輝くと言われ ています。創造主への礼拝によって世界は一つになるのです。 今はイエス・キリストの十字架によってイスラエルと異邦人の間にあった垣根は撤 去され、すべての人がアブラハムが受けた神様の祝福の恵みを受け取れるようにな りました。私たちも信仰の目を天に向ける必要があります。肉眼で見える世界だけ に捕らわれず、神様の恵みと光の世界に目をそそぐことです。 祝福を祈ります。