今日の聖句 10月8日(火) 神はお造りになったすべてのものを見られた。見よ。それは非常に良かった。 創世記1:31 世々の王、すなわち、滅びることなく、目に見えない唯一の神に、誉れと栄えが 夜夜限りなくありますように。 1テモテ1:17 **************************************** 今週のテーマ:世界を一つに きょうの聖書:ガラテヤ3:21-25 ガラテヤ人への手紙3章21節22節 律法は神の約束に反するのでしょうか。絶対にそんなことはありません。もし、 与えられた律法がいのちを与えることのできるものであったなら、義は確かに律 法によるものだったでしょう。しかし、聖書は、逆に、全ての人を罪の下に閉じ 込めました。それは約束が、イエス・キリストに対する信仰によって、信じる人 々に与えられるためでした。 「律法と十字架」 神様の愛は、私たちにはなかなか理解できないことです。神様から愛されている ということがどういう事なのかは私たちにはわかりません。イエス様が、十字架 の死によって私たちの罪を赦してくださったということも、自分が罪人であるこ とに気づかなければ、気づいたとしてもそのことによって苦しまなければ、何の ことだかわからないわけです。 旧約聖書と、そこにある律法の規定は完全には果たすことのできないものです。 熱心に律法を行おうとすればするほど、律法に従えないということが分かるばか りです。律法を行おうとしても行えないと分かったとき、私たちは、自分の罪深 さを知り、神様に救いと憐れみを求めるわけです。その時に、イエス・キリスト の十字架が光を放ち、神様の赦しと共に永遠の愛が私たちの心に流れ込みます。 本来、律法とは良いものです。聖書の律法は1.儀式律法、2.民法、3.道徳 律法の三種類です。儀式律法は、礼拝の仕方を定めたもので、身代わりの犠牲を 捧げる方法を定めています。これは、イエス・キリストが完全な犠牲となったこ とで必要がなくなりました。民法は、お金の貸し借りなどについての規定です。 金を貸した人は、借りた人から無理矢理担保を取ってはならないことなどが定め られています。私たちはその精神はしっかり守るべきです。道徳律法はモーセの 十戒にしたためられました。私たちが必ず守らなければならないものです。私た ちの心と生活を律法に照らして罪を悟り、イエス・キリストの十字架を仰いで神 様の愛と憐れみを知るのです。 祝福を祈ります。