今日の聖句 10月3日(木) 公義の水のように、正義をいつも水の流れる川のように、流れさせよ。 アモス5:24 悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。 ローマ12:21 ************************************** 今週のテーマ:絶えず祈れ きょうの聖書:詩篇42:1-11 詩篇42篇9節10節 私は、わが巌の神に申し上げます。「なぜ、あなたは私をお忘れになったのです か。なぜ私は敵のしいたげに、嘆いて歩くのですか。」私に敵対する者どもは、 私の骨々が打ち砕かれるほど、私をそしり、一日中、「おまえの神はどこにいる か。」と私に言っています。 「忘れられ」 「あなたは私をお忘れになったのですか」私は今朝、この詩篇42篇を読んで、 十字架上のイエス様を思い出しました。イエス様は「エリ、エリ、レマ、サバク タニ。」と叫ばれた。これは、「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てにな ったのですか」の訴えに似ています。詩篇22篇1節には同じ言葉があります。 この詩篇の作者は神殿で礼拝できない環境に置かれているようです。あたかも忘 れられ、棄てられたかのような情態にあるように感じられます。この人は失意の どん底に落ち込んでいます。そういう中で、かつて仲間と一緒に「喜びと感謝の 声をあげて、祭りを祝う群集とともに神の家へとゆっくり歩いて行ったことなど を」思い出して慰めを得ています。 エジプトのヨセフもポテパル邸の監獄に入れられ、2年間も忘れられてしまいま した。ホーム・アローンという娯楽映画の中では、フランスへクリスマス旅行を した家族が最年少の子どもを家に置き忘れるという出来事が描かれています。日 本でも行楽地へ行った家族が子どもを車に乗せ忘れて帰路についたことがあった ようです。忘れられることほど切ないことはありません。 聖歌を一つ紹介します。新聖歌172番「望みもも消えゆくまでに」です。 ♪望みも消えゆくまでに 世の嵐に悩むとき  ♪数えて見よ 主の恵み 汝が心は安きを得ん ♪数えよ主の恵み 数えよ主の恵み 数えよ一つずつ 数えよ主の恵み 例え暗黒に落ち込んでも、神様の恵みと祝福を思い巡らすときに、私たちは立ち 直ることができます。 祝福を祈ります。