今日の聖句 10月1日(火) 「恐れるな。私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多いのだから」 と言った。 2列王記6:16 あなたがたは、罪人たちのこのような反抗を忍ばれた方のことを考えなさい。それ は、あなたがたの心が元気を失い、疲れ果ててしまわないためです。 ヘブル12:3 ************************************* 今週のテーマ:絶えず祈れ きょうの聖書:1サムエル3:2-14 サムエル記第一3章9節10節 エリはサムエルに言った。「行って、おやすみ。今度呼ばれたら、『主よ。お話しく ださい。しもべは聞いております』と申し上げなさい。」サムエルは行って、自分 の所で寝た。そのうちに主が来られ、そばに立って、これまでと同じように、「サ ムエル。サムエル」と呼ばれた。サムエルは、「お話しください。しもべは聞いて おります」と申し上げた。 「お話しください」 エリはシロの聖所で神様に仕える祭司です。ハンナは神様との約束通りに、産まれ た男子を神様に捧げ、幼子サムエルは聖所で暮らしていました。或る夜、寝ている サムエルに神様は「サムエル。」と呼んで語りかけました。サムエルは祭司エリに 呼ばれたと思って、エリのところに行きました。これが三度繰り返されたとき、エ リは神様がサムエルを呼んでいることに気づき、『主よ。お話しください。しもべ は聞いております』と申し上げなさい、と指導しました。 神様がもう一度「サムエル。サムエル」と呼ばれ、サムエルは「お話しください。 しもべは聞いております」と答えたわけです。これがサムエルと神様の初めての祈 りの交わりでした。神様の呼びかけに答えることによって私たちは祈ることができ るのです。サムエルは「お話しください」と祈りました。自分の願望を訴えるとい うことはしていません。 「神様。私へのご用命は何でしょうか?」私たちはこういう祈りをしているでしょ うか。私たちは神様に頼み事をするばかりで、神様からの私たちへのご要望を聞こ うとしない傾向があるようです。礼拝その他の説教で聞いたみことばを「良いお話 しでした」とか「恵まれました」とかで、聞き流してしまうことがあります。 神様は私たちの祈りも願いも聞き流しにはしません。ならば私たちも「神様。私へ のご用命は何でしょうか?」と祈り続けて、ご用命を頂いたときには素直に従える ように心を備えていたいですね。今日も神様は私たちを個人名で呼んでくださって います。お従いする意志を込めて『主よ。お話しください。しもべは聞いておりま す』とお祈りしましょう。 祝福を祈ります。