今日の聖句 9月30日(月) 真実と平和のさばきを行え。 ゼカリヤ8:16 互いに偽りを言ってはいけません。あなたがたは、古い人をその行いといっしょ に脱ぎ捨てて、新しい人を着たのです。 コロサイ3:9 ************************************* 今週のテーマ:絶えず祈れ きょうの聖書:1サムエル1:9-18 サムエル記第一1章15節 ハンナは答えて言った。「いいえ、祭司さま。私は心に悩みのある女でございま す。ぶどう酒も、お酒も飲んではおりません。私は【主】の前に、私の心を注ぎ 出していたのです。 「言語化」 ハンナの夫はエルカナという敬虔な人でした。エルカナにはもう一人ペニンナと いう妻があり、男子・女子の子どもがいました。ペニンナはハンナに子がないこ とを良いことに嫌がらせを続けていました。そのためにハンナは礼拝後の食事も できないほど苦しみました。 ハンナはシロという町にある聖所から自宅に帰る前に、神様に「あなたが、はし ための悩みを顧みて、私を心に留め、このはしためを忘れずこのはしために男の 子を授けてくださいますなら、私はその子の一生を主におささげします」と涙を もって、声に出さずに、くちびるを振るわせて祈りました。 ハンナは自分の苦しみを言葉にして神様に訴え、心の中の辛い思いを、あたかも バケツの水を一気にあけるように、神様の御前に全てを打ち明けたのです。その 姿を見ていた祭司には、ハンナが酒に酔っているように見えたようです。「酔い をさましなさい」という祭司の言葉に答えたのが上掲のみことばです。 ダビデもサウルとのトラブルを言語化して神様に訴えました。ハンナも子がない 悩みを言語化して神様に訴えました。私たちは、神様にも隣人にもにも自分の苦 衷を言葉にして打ち明けることができます。たとえ、人が私たちの言葉を聞き流 したとしても、神様は必ず聞き届けてくれます。神様に心を言葉にして注ぎ出し ましょう。♪祈れ物事みなままならず、胸に憂いの雲とざすとき。聖歌256番 祝福を祈ります。