今日の聖句 9月16日(月) わたしに聞け。強情な者、正義から遠ざかっている者たちよ。 わたしは、わたしの勝利を近づける。それは遠くはない。 イザヤ46:12-13 神は、夜昼神を呼び求めている選民のためにさばきをつけないで、いつまでもその ことを放っておかれることがあるでしょうか。 ルカ18:7 ************************************** 今週のテーマ:主を知ること きょうの聖書:ホセヤ11:1-9 ホセヤ書11章8節 エフライムよ。わたしはどうしてあなたを引き渡すことができようか。イスラエル よ。どうしてあなたを見捨てることができようか。どうしてわたしはあなたをアデ マのように引き渡すことができようか。どうしてあなたをツェボイムのようにする ことができようか。わたしの心はわたしのうちで沸き返り、わたしはあわれみで胸 が熱くなっている。 「沸騰した愛とあわれみ」 神様がイスラエルを愛しているのにイスラエルには神様の愛が分からないというこ とが問題なのです。エフライムはエジプト宰相になったヨセフの子です。ここで言 うエフライムは、エジプトから連れ出されたイスラエル全体を指しています。出エ ジプトの旅で数々の奇跡を見た人たちの子孫に向かって語られているのです。 引き渡すというのは、アッシリヤに攻め滅ぼさせる、ということで神様は何とかし てそれを避けたいと思っているという神様のイスラエルへの愛が込められた言葉で す。見捨てるというのは、イスラエルが滅びるのを黙ってみていて助けないという ことです。神様はイスラエルを見捨てないと言っておられます。 神様の心の中でイスラエルへのあわれみが沸き返り、神様はあわれみで胸が熱くな っていると訴えています。沸騰した愛とあわれみを何とかイスラエルに受け止めて もらいたいという気持ちです。結局、神様を知るとは、神様の愛を知る事であり、 神様の愛を受け取り、神様から愛されながら生きていくということです。 今から2700年位前の北イスラエルでは、国王も祭司も国民も神様の愛を知るこ とができず、国そのものが滅びてしまいました。神様の愛を理解しない世界の全て の人々に神様の愛を具体的に示すためにイエス・キリストは十字架で死に復活して 罪の赦しを宣告してくださいました。これが沸騰したあわれみの実態です。 祝福を祈ります。