今日の聖句 9月15日(日) わが民がわたしに聞き従い、イスラエルが、わたしの道を歩いたのだったら。 詩篇81:14 そういうわけですから、あなたがたの罪をぬぐい去っていただくために、悔い改め て、神に立ち返りなさい。それは、主の御前から回復の時が来て、あなたがたのた めにメシヤと定められたイエスを、主が遣わしてくださるためなのです。 使徒3:19-20 ************************************* 今週のテーマ:主を知ること きょうの聖書:ホセヤ4:1-10 ホセヤ書4章4節 だれもとがめてはならない。だれも責めてはならない。しかし祭司よ。わたしはあ なたをなじる。 「祭司の責任」 ホセヤは北イスラエルでヨナやアモスと共に国がアッシリヤに滅ぼされる15年前 まで活動していた預言者です。北イスラエルでは国王はじめ祭司までもが真の神様 への礼拝を棄て、偶像を拝み、十戒を破って平然とし、国内は政治、軍事、道徳と 宗教のすべてにおいて乱れに乱れていました。 この4章では神様はイスラエル国民の不従順を罪として責めています。そして、祭 司たちにイスラエルが罪を犯していることの責任を追及しています。国民が神様を 離れたのは祭司の責任だということです。人が自分の責任を果たすということは誰 も避けられない重要なことです。 私たちはしばしば、自分の悪事の罰を恐れて他人のせいにする、ということがあり ます。神様はホセヤを通してイスラエルの祭司に、国民を咎めたり責めてはいけな い、自分の責任を自分で果たせと命じました。イスラエルの祭司たちは他人の罪を 指摘できても、神様に立ち返らせることはできず、自分の罪には気付ないのです。 「せい」という言葉は「所為」と書きます。物事の原因のことです。「他人の所為 にする」とは、トラブルの原因は相手にあり、自分には責任はないと主張すること です。神様は私たちにも他人の所為にすることはお許しになりません。人としての 責任、クリスチャンとしての責任を自覚していきましょう。 祝福を祈ります。