今日の聖句 9月3日(火) ヤコブが旅を続けていると、神の使いたちが彼に現われた。 創世記32:1 御使いはみな、仕える霊であって、救いの相続者となる人々に仕えるため遣わさ れたのではありませんか。 ヘブル1:14 ************************************* 今週のテーマ:主のいやし きょうの聖書:マルコ5:1-15 マルコの福音書5章14節15節 豚を飼っていた者たちは逃げ出して、町や村々でこの事を告げ知らせた。人々は 何事が起こったのかと見にやって来た。そして、イエスのところに来て、悪霊に つかれていた人、すなわちレギオンを宿していた人が、着物を着て、正気に返っ てすわっているのを見て、恐ろしくなった。 「レギオン」 この出来事が起こったのはヨルダン川の東岸にあり、ガリラヤ湖の南端に接する 異邦人のゲラサという場所で、現在はヨルダン領です。悪霊に憑かれた人が墓場 から出てきて、イエス様の「汚れた霊よ。この人から出て行け」という力あるみ ことばで悪霊から解放されました。汚れた者をきよめるキリストです。 悪霊はこの人から出て、そばにいた豚の群れの中に入りました。2000頭もの 豚がガリラヤ湖の崖から転げ落ちて死んでしまったとも記録されています。豚の 所有者たちは、豚が死に、悪霊を宿していた人が解放され、正気に戻った現場を まじまじと見て恐ろしくなったのです。 レギオンとは5000人位の将兵によって編成される、ローマ軍最大の部隊の名 称です。非常に大きい勢力を持った集団であるわけです。悪霊との関連で考えれ ば、オーム真理教のような巨大なカルト集団のような存在かも知れません。その ようなものにいたずらに関わることは危険きわまりないことです。 しかし、イエス・キリストの御名とみことばは、どんな大きな悪の力にも勢力に も屈することはありません。私たちがキリストに信頼するならば、キリストは私 たちを守り、或いは悪霊の勢力からも解放して、きよい神の子として幸いな人生 を送れるようにして下さるのです。 祝福を祈ります。