今日の聖句 8月28日(水) この方は諸国の民に平和を告げ、その支配は海から海へ、大川から地の果てに至る。 ゼカリヤ9:10 コロサイ3:15 キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そ のためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。 コロサイ3:15 ****************************************** 今週のテーマ:主に仕える人 きょうの聖書:1列王記19:1-18 列王記第一19章11節 主は仰せられた。「外に出て、山の上で主の前に立て。」すると、そのとき、主 が通り過ぎられ、主の前で、激しい大風が山々を裂き、岩々を砕いた。しかし、 風の中に主はおられなかった。風のあとに地震が起こったが、地震の中にも主は おられなかった。地震のあとに火があったが、火の中にも主はおられなかった。 火のあとに、かすかな細い声があった。 「細い声」 エリヤは2回の大きな霊的な戦いに勝ちました。天からの、火と雨の注ぎです。 その直後に王妃イゼベルから殺害の予告を受けました。ここで、エリヤは疲労と 落胆のどん底に落ち込んでしまいました。大仕事の後、特に体を酷使したり、激 しい感情を伴う経験の後は心身共にダメージを受けるものです。 10節で「ただ私だけが残りましたが、彼らは私のいのちを取ろうとねらってい ます」と訴えていますが、神様のために働いている人はエリヤだけではないので す。疲れていなければエリヤもこんなことは口にしないはずですが、心身の疲労 の中では多くの人が「他人は楽をして、自分だけ働かされている」という気持ち になってしまうのです。エリヤもそうでした。 エリヤを疲労困憊から解放するために神様はまず、エリヤに休息を与えます。ま た、十分に体力を回復させて、再び神様の預言者としてお用いになります。悪魔 の手からイスラエルを取り戻すという神様とエリヤの霊的戦いは終わっていませ ん。大風、地震と火を見せた後、神様はかすかな細い声でエリヤに語りかけまし た。神様は主に仕える人を癒して用いてくださるのです。 神様の優しい語りかけでエリヤは癒され、次の仕事を与えられたことでエリヤは 再起していきました。疲れているときの優しい語りかけは私たちの身も心も解き ほぐします。与えられた仕事は、シリヤのベン・ハダテとイスラエルのエフーと エリシヤに油を注ぐことでした。これによって神様のイスラエルへの介入は更に 強まっていきます。 祝福を祈ります。