今日の聖句 8月25日(日) 確かに、主は地をさばくために来られる。主は義をもって世界をさばき、公正を もって国々の民を、さばかれる。 詩篇98:9 イエスは彼らに言われた。「わたしを遣わした方のみこころを行い、そのみわざ を成し遂げることが、わたしの食物です。 ヨハネ4:34 ************************************** 今週のテーマ:主に仕える人 きょうの聖書:1列王記17:1-16 列王記第一17章1節 ギルアデのティシュベの出のティシュベ人エリヤはアハブに言った。「私の仕え ているイスラエルの神、主は生きておられる。私のことばによらなければ、ここ 二、三年の間は露も雨も降らないであろう。」 「エリヤの働き」 エリヤはヨルダン川東のティシュベ出身でアハブ王が治める北イスラエルで活動 した予言者です。北イスラエルは初代のヤロブアム王から歴代の王の全てが創造 主を捨てて、信仰から離れ、豊穣の神バールを礼拝していました。神様を離れた 神の民イスラエルに神様の臨在と栄光を現し、民を御父の元に立ち帰らせるため に神様に仕えたイザヤでした。 アハブ王は強力な軍隊を備え、国の内外に勢力を張っていましたが、天候には勝 てません。この頃には既にレビ系の祭司は北イスラエルから南ユダ王国に移って いたようです。アハブはバールの祭司に命じて雨乞いの祈りをさせましたが、雨 は降りませんでした。 エリヤはアハブに、天地をお造りになった父なる神、イザヤが仕えている神様が 雨をとどめているので、いくらバールに祈っても雨が降ることはない、と宣言し たのです。バールは人間が礼拝してはいけない偶像であり、主こそ真の神である ことを実証しようということです。 この宣言の後、神様はカラスに命じてエリヤにパンと肉を与えて養い、次には、 異邦の地ツァレファテに住む極貧のやもめの最後の一口の粉と油でエリヤを養い ました。粉と油は尽きることはありませんでした。カラスも異邦の女もイスラエ ルでは汚れたものとされていましたが、神様が全被造物を支配する御方であるこ とを示しています。主に仕える人は主に養われるのだと教えられます。 祝福を祈ります。