今日の聖句 8月19日(月) 主よ。あなたの道を私に教えてください。私はあなたの真理のうちを歩みます。 詩篇 86:11 こういうわけで、私たちとしてもまた、絶えず神に感謝しています。あなたがた は、私たちから神の使信のことばを受けたとき、それを人間のことばとしてでは なく、事実どおりに神のことばとして受け入れてくれたからです。この神のこと ばは、信じているあなたがたのうちに働いているのです。 1テサロニケ2:13 ************************************** 今週のテーマ:祝福を受けた人 きょうの聖書:創世記37:12-28 創世記37章27節28節29節 するとユダが兄弟たちに言った。「弟を殺し、その血を隠したとて、何の益にな ろう。さあ、ヨセフをイシュマエル人に売ろう。われわれが彼に手をかけてはな らない。彼はわれわれの肉親の弟だから。」兄弟たちは彼の言うことを聞き入れ た。そのとき、ミデヤン人の商人が通りかかった。それで彼らはヨセフを穴から 引き上げ、ヨセフを銀二十枚でイシュマエル人に売った。イシュマエル人はヨセ フをエジプトへ連れて行った。 「本来はどうあるべきか」 ヨセフは父親の命令で兄たちを捜し、様子を報告するために南部カナンのヘブロ ンからサマリヤ北部のドタン迄、約100キロの道のりを出かけてました。兄た ちは遠くにヨセフの姿が現れたときに殺そうと考えました。しかし、長男のルベ ンと4男のユダはヨセフ殺害には反対でした。すこし、懲らしめればいいと思っ ていたのかも知れません。 ルベンはヨセフを落とし穴に落として、後で、家に連れ帰るつもりでした。ユダ はそれと知らずに通りかかった隊商に売り渡しました。そうすれば命を助けられ ると判断したのです。ヨセフは銀20枚と引き替えにエジプトへ奴隷として連れ 去られてしまいました。 ヨセフの高慢な態度と、ヨセフに対する兄たちの嫉妬心のためにヨセフの命が危 険にさらされました。深い嫉妬心は見にくい激情に発展しました。嫉妬している 人は、自分が同情されるべきだと考えますので、嫉妬は罪として認識されにくい のです。私たちには、多かれ少なかれ嫉妬心というものはあるのではないでしょ うか。 兄たちにはヨセフ殺害の罪への恐れがありました。殺人者にはなりたくないので す。奴隷に売るという代案に飛びつきました。殺すより売る方が少しはましだと いう考えです。しかし、ましだというだけで、それが正しい行動ということには なりません。私たちはいつも、本来はどうあるべきか、を考えて行動するように したいものです。 祝福を祈ります。