今日の聖句 8月18日(日) だれが主の大能のわざを語り、そのすべての誉れをふれ知らせることができよう。 詩篇106:2 主イエスの、神としての御力は、いのちと敬虔に関するすべてのことを私たちに与 えるからです。 2ペテロ1:3 *************************************** 今週のテーマ:祝福を受けた人 きょうの聖書:創世記37:1-11 創世記37章3節4節 イスラエルは、彼の息子たちのだれよりもヨセフを愛していた。それはヨセフが 彼の年寄り子であったからである。それで彼はヨセフに、そでつきの長服を作っ てやっていた。彼の兄たちは、父が兄弟たちのだれよりも彼を愛しているのを見 て、彼を憎み、彼と穏やかに話すことができなかった。 「謙遜が必要」 ヤコブ=イスラエルにはレア、ラケル、ビルハ、ジルパという4人の妻がいまし た。ヤコブは4人の妻の中でヨセフの母ラケルを最も愛していました。しかし、 ラケルは若くして死んでしまいました。ヤコブはラケルの子ヨセフを年寄り子で あったこともあり、偏愛しました。ヨセフの姿にラケルの面影を見ていたのかも 知れません。 偏愛の一つの現れが「そでつきの長服」です。通常の物は半袖で膝上位に作られ て無地でしたが、ヨセフに与えられた物は、長袖で裾はくるぶしまで、しかも彩 色だったようです。ヨセフは有頂天になり、加えて、兄たちの悪行を父親に告げ 口していました。 兄たちのヨセフへの憎しみが増大する中で、ヨセフは自分が家族の中心になる夢 を二度も見、それを家族にしゃべってしまいました。ヨセフは高慢になり、自分 が偉大な存在ででもあるかのように錯覚し、兄たちを見下すようになってきたの です。ヨセフには夢は見えても自分の現実が見えないのです。 謙ることができないという問題は努力や学習では容易に解決されません。神様は 私たちに謙りを教えるために、謙らなければ生きていけないような環境に導くこ とがあります。試練かも知れません。他者を高く評価し、尊敬する心は、現実を しっかり認めるところから始まります。私に一番必要なのが謙遜の心だと教えら れました。 祝福を祈ります。