今日の聖句 8月17日(土) この町は世界の国々の間で、わたしにとって喜びの名となり、栄誉となり栄えと なる。 エレミヤ33:9 神の右に上げられたイエスが、御父から約束された聖霊を受けて、今あなたがた が見聞きしているこの聖霊をお注ぎになったのです。 使徒2:33 ************************************* 今週のテーマ:公平と正義 きょうの聖書:エゼキエル45:7-9 エゼキエル書45章7節 君主の土地は、聖なる奉納地と町の所有地との両側にあり、聖なる奉納地と町の 所有地に面し、西側は西のほうへ、東側は東のほうへ延びている。その長さは一 つの部族の割り当て地と同じで、この国の西の境界線から東の境界線にまで及ん でいる。 「キリストのために生きる」 エゼキエルはBC590年〜570年頃に南ユダ王国で、ダニエル、ハバクク、 オバデヤ、エレミヤなどと同時期に活動していた預言者です。エゼキエルは神様 から幻を示され、バビロン捕囚からの帰還や、その後のイスラエル王国の在り方 を預言しています。これは、罪を赦されて救われた後の私たちクリスチャンの生 き方を示すものでもあります。 バビロンによって滅ぼされる前は、国そのものが秩序を失い、混乱の極みに至り ましたが、帰還後は、神殿を軸に町造りをし、神様を中心に生活するように教え ています。神殿を軸にするとは、御父への礼拝を軸にして生きるということであ り、神様を中心にするとは、自己中心を棄てて生きるということです。 為政者に対して公義と正義を行うように命じています。商人に対しては、正しい 秤を用いること、祭司、レビ人に対しては、農地を持って自ら食料を生産し、国 民には収入の余りを捧げるのではなく、什一を捧げた後で生活するように指導し ています。そのようにすることによって、新生国家の経済がまかなわれ、圧政が 止むわけです。 キリストを信じて救われる前の私たちは、様々な面で支離滅裂というような生活 をしていました。しかし造り主である神様に立ち帰った今は、神様を礼拝するた めに生きるようになりました。私たちの生活の要素は、すべてキリストの方に向 くようになったのです。すべての物事がキリストのために在るということです。 祝福を祈ります。