今日の聖句 8月16日(金) 見よ。わたしは、わたしの使者を遣わす。彼はわたしの前に道を整える。 マラキ3:1 ヨハネはみなに答えて言った。「私は水であなたがたにバプテスマを授けています。 しかし、私よりもさらに力のある方がおいでになります。私などは、その方のく つのひもを解く値うちもありません。・・・」 ルカ3:16 ************************************** 今週のテーマ:公平と正義 きょうの聖書:アモス5:6-15 アモス書5章14節15節 善を求めよ。悪を求めるな。そうすれば、あなたがたは生き、あなたがたが言う ように、万軍の神、主が、あなたがたとともにおられよう。悪を憎み、善を愛し 門で正しいさばきをせよ。万軍の神、主は、もしや、ヨセフの残りの者をあわれ まれるかもしれない。 「規則と正義」 善を求めているはずの私たちが、気がついてみると、実は、本心では悪を求めて いるという場合があります。また、善を行っていると確信しながら、実は、悪に 向かって直行しているという場合があります。東京行きの電車に乗ったつもりが 青梅行きだったということもあります。自分の言動が真に神様に従うものである かどうかを調べてみることは必要です。 アモスは北イスラエルでホセヤやヨナと同時期に活動していた預言者です。彼ら が預言していた時期はBC750年頃で、北王国は滅亡寸前の末期症状を呈して いました。滅亡までの40年間に6人の王が入れ替わっています。アモスの活動 が終わって25年後には北王国はアッシリヤによって滅ぼされてしまいました。 北イスラエルでは御父への礼拝は棄てられ、地主は小作から搾取し、高官や裁判 官は収賄によって裁きを曲げ、国情を憂える人も発言を止め、社会正義は地に落 ちてしまっていました。国家の力は、正義が土台になるのです。国民の間に順法 精神がなくなってしまっては国家は維持されません。 基督聖協団にも戒規の規定があります。国の法律や地方の条例などに違反したり 社会常識に照らして不正不良行為があった場合は牧師も信者も戒規の処分を受け ます。違反行為を野放しにすると、群れも国も混乱し無秩序になってしまうから です。神様のためなら規則を犯しても良いということはあり得ません。伝道のた めなら手続きを無視しても良いということは無いのです。 祝福を祈ります。