今日の聖句 8月14日(水) 山々がエルサレムを取り囲むように、主は御民を今よりとこしえまでも囲まれる。 詩篇125:2 私たちの主イエスがご自分のすべての聖徒とともに再び来られるとき、私たちの 父なる神の御前で、聖く、責められるところのない者としてくださいますように。 1テサロニケ3:13 *********************************** 今週のテーマ:公平と正義 きょうの聖書:1列王記21:15-19 列王記第一21章19節 彼にこう言え。『主はこう仰せられる。あなたはよくも人殺しをして、取り上げ たものだ。』また、彼に言え。『主はこう仰せられる。犬どもがナボテの血をな めたその場所で、その犬どもがまた、あなたの血をなめる。』」 「神の裁き」 これは紀元前690年頃の北王国イスラエルでの出来事です。国王はアハブ、后 はバールの神主の娘であるイゼベル、南王国ユダの国王はヨシャパテ、主なる神 様の預言者はエリヤでした。アハブとイゼベルは傲慢不遜に神様の御前に悪の限 りを尽くしていました。 アハブは神様の御心に背いたことを預言者から指摘され不機嫌になったとき、居 城の近くにあるナボテという人の所有する葡萄畑を手に入れようとしましたが、 ナボテに断わられて、ますます落ち込み、怒りで食事ものどを通らない程になっ てしまいました。 それを見た后イゼベルは、偽手紙を書いてナボテを告発し、衆人の前で神様と王 を呪う言葉を語らせ、その罪のためとしてナボテを石で打ちち殺してしまいまし た。アハブがナボテの葡萄畑を強奪したことがエリヤの耳に入り、神様に祈った エリヤに神様からアハブに伝えるべき言葉として語られたのが今日のみことばで す。 後日、アハブはヨシャパテと組んで隣国アラムと戦を起こしました。アハブは王 の軍装を用いず、将校の姿に変装していましたが、アラム兵の放った流れ矢がア ハブに突き刺さり、夕方には戦死してしまいました。軍車の窪みに流れたアハブ の血は犬がなめたと記録されています。これが強者の弱者に対するいたぶりの神 様の裁きです。神の裁きは必ずあります。謙遜に生きることが第一です。 祝福を祈ります。