今日の聖句 8月13日(火) わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。 ヨシュア1:5 神の約束はことごとく、この方において「しかり」となりました。 2コリント1:20 ************************************* 今週のテーマ:公平と正義 きょうの聖書:エレミヤ7:1-7 エレミヤ書7章5節6節7節 あなたがたの間で公義を行い、在留異国人、みなしご、やもめをしいたげず、罪 のない者の血をこの所で流さず、ほかの神々に従って自分の身にわざわいを招く ようなことをしなければ、わたしはこの所、わたしがあなたがたの先祖に与えた この地に、とこしえからとこしえまで、あなたがたを住ませよう。 「公義」 一般には「公義」という言葉は、社会に対して果たすべき義務、という意味で使 われています。納税の義務、教育の義務、勤労の義務、この三つが今の日本では 国民の義務とされています。戦前には徴兵の義務がありました。時代が変わり、 政治が変わると国民の義務も変わります。 神の国においての公義は、神様から神の民に対して与えられている使命であり、 責任でもあります。モーセの十戒があり、黄金律があり、イエス・キリストは、 神と人を愛せ、と教えました。この公義は唯一人、イエス・キリストによって完 全に実施されました。神の愛をもって人を愛すこと、これが聖書の公義です。 イエス様が一命を賭して公義を果たし、私たちに罪の赦しを与えてくださったよ うに、神様は私たちにも公義を行うように求めています。それは、キリストが私 たちを愛したように私たちも互いに愛し合うことです。具体的にはお互いに赦し 合って生きて行くことです。お互いの立場を保証し合うことです。 聖書は弱者保護を強く訴えています。弱い者虐めをするな、とは日本人が昔から 大事なこととして言い伝えている知恵です。誰が弱者で誰が強者であるのかの線 引きはとても難しいことです。だから、私たちは自分の目の前にいる全ての人に 対して優しく接していく必要があるのです。 祝福を祈ります。