今日の聖句 7月28日(日) 主よ。私はあなたの救いを待ち望む。 創世記 49:18 キリストも、多くの人の罪を負うために一度、ご自身をささげられましたが、二 度目は、罪を負うためではなく、彼を待ち望んでいる人々の救いのために来られ るのです。 ヘブル9:28 ****************************** 今週のテーマ:回心 きょうの聖書:使徒9:1-9 使徒の働き9章4節5節 彼は地に倒れて、「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか」という声を聞 いた。彼が、「主よ。あなたはどなたですか」と言うと、お答えがあった。「わ たしは、あなたが迫害しているイエスである。 「パウロの回心」 これは、パウロの回心の場面です。回心とは、罪の意識と生活を悔い改めて、正 しい神の信仰へ心を向けることです。パウロは、イエス様を神を冒涜する罪人と して糾弾し、イエス様を信じる人々を捕縛するという、いわゆる、クリスチャン 迫害の先鋒だったのです。サウロはユダヤ名、パウロはギリシヤ名で同一人物で す。 悔い改めとは、神様に対して、罪を悔い、心を改めて、信仰生活に復帰すると誓 うことです。回心は一度限りであることが多く、悔いて改めは一度では済まない ものです。復活後のイエス様が、強い光としてパウロに現れ、キリストを迫害す る罪を指摘したのです。 この経験が、ユダヤ教徒であったパウロが、クリスチャンとして生きる人生の始 まりになったのです。パウロはここで自分の罪を認め、罪を告白し、キリストに 人生を明け渡し、キリストに従おうと決心したのです。復活のキリストに出会っ たからです。 本物の回心は、イエス・キリストとの個人的な出会いから始まり、キリストとの 関係を築き上げ、人々を新しい人生へと導くものです。ユダヤ教徒としてキリス トを迫害していたサウロは、この回心で、キリストを証しする伝道者として、新 しく、全く別の人生に生まれ変わっていったのです。キリストの恵みです。 祝福を祈ります。