今日の聖句 7月26日(金) あなたがたは正義の種を蒔き、誠実の実を刈り入れよ。 ホセヤ10:12 真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべ きことでした。 エペソ4:24 ***************************** 今週のテーマ:自然に現われた栄光 きょうの聖書:ヨブ40:1-14 ヨブ記40章3節4節5節 ヨブは主に答えて言った。ああ、私はつまらない者です。あなたに何と口答えで きましょう。私はただ手を口に当てるばかりです。一度、私は語りましたが、も う口答えしません。二度と、私はくり返しません。 「創造者の主権」 自分は正しいと言い張っていたヨブでしたが、ここに至って、偉大な創造主の前 では発言の余地はないと悟ります。じっと目を凝らして自然に現れた神様の御姿 に接していたヨブに対して、神様が言い分を述べなさいと発言を促したのですが ヨブは神様に対して自己主張することをやめたのです。 神様はヨブに、限りある人間には、創造者をさばいたり、試練を与えた理由を問 いただす権限などはないということを悟らせたのです。私たちは、時として、神 様のなさっていることは間違っていますと訴えたり、納得がいかないことが起こ ったりした時、その理由を神様に向かって問う、ということが現実にあります。 或る人は神様に向かって「違う、違う」と叫びます。或る人は「なぜ、なぜなの ですか」と言います。それは、私たちが神様の主権を脅かしていることになりま す。神様は創造者として、所有権、支配権、決定権を持っています。これを神様 から奪うということは、被造物である人間にはできないことになのです。 ヨブは、ヨブの身の上に起きた大きな試練を通して、自分の手に掴んでいた神様 の主権を、神様に返上するということができたのです。私たちの聖協団ではこの 体験を「きよめ」と呼んでいます。信仰の試練を通して私たちはきよめられ、従 順で謙遜な神の子として成長していくのです。 祝福を祈ります。