今日の聖句 7月11日(木) 主はその高殿から山々に水を注ぎ、地はあなたのみわざの実によって満ち足りて います。 詩篇104:13 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があ なたがたに望んでおられることです。 1テサロニケ5:18 ************************************* 今週のテーマ:交わり きょうの聖書:1コリント11:17-22 コリント人への手紙第一11章20節21節22節 そういうわけで、あなたがたはいっしょに集まっても、それは主の晩餐を食べる ためではありません。食事のとき、めいめい我先にと自分の食事を済ませるので 空腹な者もおれば、酔っている者もいるというしまつです。飲食のためなら、自 分の家があるでしょう。 「聖餐式」 この手紙が書かれたときのコリント教会は、甚だしく秩序が乱れていました。教 会内に分裂があり、聖餐式は、てんでんばらばらに飲み食いするという有様で、 聖餐式としての体裁を欠いていたようです。パウロはコリント教会の集会が害に なっていると言っています。 イエス様は、聖餐式を守り、行うように命じています。それは、先ず第一にイエ ス様が成し遂げてくださった十字架の御業を記念するためです。第二には、救わ れたクリスチャンとして成長するためです。第三には、教会への所属意識を強め るためであり、教会の兄弟姉妹との人間関係を深めていくためです。 聖餐式では、自分とキリストの十字架の関係が問われます。キリストの身代わり の死によって、私たちは御父を礼拝できるようにされているのです。洗礼を受け たときの私たちの側の決断を思い起こし、キリストへの献身の心を奮起させるの が聖餐式です。 聖餐式は、私たちに、幹であるキリストに直結する「枝」としての自覚を促し、 地上に於けるキリストの体としての教会の働きに、兄弟姉妹と一体になって、積 極的に参加する意欲を注ぎます。一緒に食べるということはお互いの罪をお互い に赦し合うという意味もあるのです。教会生活と聖餐式が意義深いものであるよ うに祈ります。 祝福を祈ります。