今日の聖句 7月6日(土) 私は、進んでささげるささげ物をもって、あなたにいけにえをささげます。 主よ。いつくしみ深いあなたの御名に、感謝します。 詩篇54:6 語る人があれば、神のことばにふさわしく語り、奉仕する人があれば、神が豊か に備えてくださる力によって、それにふさわしく奉仕しなさい。それは、すべて のことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。栄光と 支配が世々限りなくキリストにありますように。アーメン。 1ペテロ4:11 ************************************** 今週のテーマ:教会の一致 きょうの聖書:1コリント1:10-17 コリンと人への手紙第一1章10節 さて、兄弟たち。私は、私たちの主イエス・キリストの御名によって、あなたが たにお願いします。どうか、みなが一致して、仲間割れすることなく、同じ心、 同じ判断を完全に保ってください。 「キリストだけ」 コリント教会では「私はパウロにつく」「私はアポロに」「私はケパに」「私はキ リストにつく」と言っているということがパウロの耳に入りました。パウロはそ れを指摘して「みなが一致して、仲間割れすることなく、同じ心、同じ判断を完 全に保ってください」とこの手紙で指導しました。 パウロは第二回伝道旅行でコリント教会を設立しました。パウロがコリントを去 るとコリント教会には論争と不一致が起こったのです。信者たちは別々の伝道者 に好意を示しました。書物としての新約聖書は未だ存在していませんので信者た ちは説教や教えに頼っていたのです。 コリント教会の設立者パウロに付く人、エルサレム教会の高名な指導者パウロを 慕う人、説教上手なアポロににしか耳を貸さない人たちが居たわけです。三人の 伝道者は教えにおいては一致していましたが、それぞれの個性が異なる人々を引 きつけたのでしょう。 1コリント1:1-10でパウロはイエス・キリストの御名を10回挙げています。こ の事によって全ての教会指導者がイエス・キリストをハッキリと強調すべきであ ると示しています。キリストはどんな人間の説教よりも重要なのです。クリスチ ャンが誇りとし、褒め称えるべきはイエス・キリストと十字架と復活であること を忘れてはならないと教えられます。 祝福を祈ります。