今日の聖句 6月29日(土) 私の霊が私のうちで衰え果てたとき、あなたこそ、私の道を知っておられる方です。 詩篇142:3 それでどう弁明するかは、あらかじめ考えないことに、心を定めておきなさい。 どんな反対者も、反論もできず、反証もできないようなことばと知恵を、わたし があなたがたに与えます。 ************************************* 今週のテーマ:奉仕 きょうの聖書:使徒6:1-7 使徒の働き6章3節4節 そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人 たち七人を選びなさい。私たちはその人たちをこの仕事に当たらせることにしま す。そして、私たちは、もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします。 「教会の奉仕」 エルサレムの初代教会で、ギリシヤ語を使う人々とヘブル語を使う人々の間で食 料の配分に関する問題が生じました。使徒たちは、弟子団の中から「御霊と知恵 とに満ちた、評判の良い人たち七人を選び」ました。七人は食料を配るという仕 事を通して、ギリシヤ語を使う人々とヘブル語を使う人の間にできた溝を埋める という働きをしたのです。 神様と人々をつなぎ、人と人をつなぐことが教会での奉仕の中身なのです。基督 聖協団では東日本大震災以来「つなぐこと」を大きなテーマにして活動が展開さ れています。良好な関係が私たちの宝物なのです。永遠に続く極上の関係が永遠 のいのちであり、それは私たちにイエス・キリストによってもたらされました。 七人の働きによって使徒たちは「もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むこと」が できたわけです。これが教会の本来業務です。それは、礼拝の充実であり、御国 の拡大です。「神のことばは、ますます広まって行き、エルサレムで、弟子の数 が非常にふえて行った」という結果につながりました。一つの詩を紹介します。 <平和の祈り> アッシジの聖フランチェスコ ああ主よ、わたしをあなたの平和の道具にしてください。 憎しみのあるところに、愛をもたらすことができますように。 争いのあるところにゆるしを、 分裂のあるところに一致を、 疑いのあるところに信仰を、 誤りのあるところに真理を、 絶望のあるところに希望を、 悲しみのあるところに喜びを、 闇のあるところに光をもたらすことができますように。 ああ主よ、わたしに、 慰められるよりも、慰めることを、 理解されるよりも、理解することを、 愛されるよりも、愛することを求めさせてください。 わたしたちは与えるので受け、 ゆるすのでゆるされ、 自分自身を捨てることによって、永遠の命に生きるからです。                         アーメン 祝福を祈ります。