今日の聖句 6月23日(日) そして、彼らは主を賛美し、感謝しながら、互いに、「主はいつくしみ深い。その 恵みはとこしえまでもイスラエルに」と歌い合った。 エズラ3:11 そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって 食事をともにし、神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる 人々を仲間に加えてくださった。 使徒2:46-47 ************************************** 今週のテーマ:奉仕 きょうの聖書:ピリピ4:10-20 ピリピ人への手紙4章13節14節 私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。それに しても、あなたがたは、よく私と困難を分け合ってくれました。 「困難を分け合う」 エペソ、ピリピ、コロサイ、ピレモンへの各書簡はパウロの獄中書簡と言われて います。ローマで投獄されていたときにそれぞれに書き送られたものです。パウ ロはピリピの教会に宛てた手紙の中で、ピリピ教会から財政的支援の贈り物が届 けられたことに対して感謝の気持ちを表しています。 牢の中に居るパウロを心配した、ピリピ教会の信仰のあり方が、褒められている のです。ピリピ2:4 にある、「自分のことだけではなく、他の人のことも顧みな さい」という教えが実行されていることが高く評価されました。私たちの心の中 にある自己中心性は他人に向けるべき愛の妨げになりますが、ピリピ教会はそこ を乗り越えたということです。 生活に困っている人たちを支援するとき、支援を受ける人も助かりますが、それ と同等以上に支援した人のためにもなるということを私たちは経験上からも知っ ています。パウロは届けられたお金以上にピリピ教会の愛と献身の姿勢を大きく 認めているわけです。 ピリピ教会はパウロとの間で、投獄と困難と欠乏を共有し、それをパウロだけの ことではなく、自分のこととして、分け合ったということです。今、私たちは、 もう一度、東北に目を向け、具体的な支援に立ち上がるべき時を迎えているので はないでしょうか。 祝福を祈ります。