今日の聖句 6月21日(金) まことに、主は、ご自分の民を見放さず、ご自分のものである民を、お見捨てに なりません。 詩篇94:14 神は、あらかじめ知っておられたご自分の民を退けてしまわれたのではありませ ん。 ローマ11:2 ************************************* 今週のテーマ:互いに徳を高める きょうの聖書:テトス2:1-8 テトスへの手紙2章7節8節 すべての点で自分自身が良いわざの模範となり、教えにおいては純正で、威厳を 保ち、非難すべきところのない、健全なことばを用いなさい。そうすれば、敵対 する者も、私たちについて、何も悪いことが言えなくなって、恥じ入ることにな るでしょう。 「教会生活の基準」 罪に汚れた生身の人間が神の子とされ、そればかりか神の教会の指導者になるに は、よりすぐれた徳目を身につけていくことが必要です。教会が持続的に成長し ていくためには、牧師がが交代しても動揺しない、高い徳目が教会に備わること が必要になります。 キリスト教会における、牧師の最大の仕事は、教会内の信者の中から教会の指導 者を立て、その指導者を養育し、教会の指導に当たらせることです。これが弟子 訓練であり、リーダー養成と呼ばれている牧師の働きです。教会内に教会を束ね て神の国に向かわせるリーダーが必要なのです。 そういうリーダーがいれば、有力な牧師が死亡したり、或いは転勤しても教会は 継続的に成長していけのです。きょうの聖書:には教会のリーダーとなるべき信 者が祈り求めるべき徳目が列挙されています。それは第一に「自制し、謹厳で、 慎み深くし、信仰と愛と忍耐とにおいて健全である」こと。 第二に「敬虔にふるまい、悪口を言わず、大酒のとりこにならず、良いことを教 える者である」こと。第三に「夫を愛し、子どもを愛し、慎み深く、貞潔で、家 事に励み、優しく、自分の夫に従順である」こと、が上げられています。これら はリーダーにだけ必要なものではなく、教会の持つ徳目になならなければならな いことです。自己満足せずに、お互いに徳を高めあっていきましょう。 祝福を祈ります。