今日の聖句 5月29日(水) 主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、たましいの砕かれた者を救われる。 詩篇34:18 イエスは彼女に言われた。「なぜ泣いているのですか。だれを捜しているのですか。」 ヨハネ20:15 ************************************* 今週のテーマ:教会の交わり きょうの聖書:エペソ4:25-32 エペソ人への手紙4章31節32節 無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て 去りなさい。お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあ なたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。 「社会性」 きょうの聖書:は教会生活をする上で厳に慎まなければならないことが教えられ ています。25節から29節までで、いつわり、欺き、盗み、怠惰、悪い言葉を 棄てるようにと語り、30節では御霊を悲しませないようにと訴えて、31節3 2節へとつながっています。 「教会といえども所詮は普通の人の集まり」と言われ続けていて良いのでしょう か。普通の人とは程度の低い人間という意味で使われる言葉です。十人並みとい う意味ではありません。キリストを信じるとは、キリストの生き方を模範にして 生きるという意味だと心に銘じる必要があるのです。 「お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを 赦してくださったように、互いに赦し合いなさい」という言葉は、福音書でイエ ス様が重ねがさね教えている大事な言葉です。私たちが日々祈っている主の祈り の中心部分でもあります。 キリストを信じる生き方は、現実に目をつぶって世捨て人になるのではなく、む しろ、社会性を育てつつ生きることだと教えられました。私にとっての31節と 32節は毎日の食事ごとに暗唱する必要があるなあと思わされました。 祝福を祈ります。