今日の聖句 5月20日(月) あなたは、私の苦しみのときにゆとりを与えてくださいました。私をあわれみ、 私の祈りを聞いてください。 詩篇4:2 しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りま した。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」 ルカ 22:32 ************************************** 今週のテーマ:聖霊に満たされる きょうの聖書:ローマ8:12-17 ローマ人への手紙8章14節15節 神の御霊に導かれる人は、だれでも神の子どもです。あなたがたは、人を再 び恐怖に陥れるような、奴隷の霊を受けたのではなく、子としてくださる御 霊を受けたのです。私たちは御霊によって、「アバ、父」と呼びます。 「奴隷が子にされた」 私たちは神の子であって、宗教の奴隷ではないと教えられています。御霊によっ て私たちは子とされており、御父の愛のふところに入れられているのです。奴隷 とは自分の意思に反して強制的に働かされる人です。私たちは戦に敗れた武将の ように、圧力に屈した結果礼拝行事をしているというわけではありません。輝か しいキリストの愛に感動して礼拝を捧げているのです。 「アバ」とはアラム語で「父」という意味です。同じ意味の言葉が重なっている のです。「アバ、父」と呼ぶということは創造者である御父を礼拝するという意 味です。御霊によって礼拝しない人は誰かに強制されている可能性があります。 親に強制的に教会に連れて来られる子供のようです。そこには愛も喜びもないの です。 私たちの内の多くは、教会に通い始めた頃は聖書も説教の意味もわからず、まし て、お祈りもできなかったので教会の堅いベンチに座り続けることは苦痛でさえ あったのです。自分が罪人であるということなどは思いもつかなかったのです。 しかし、御霊は不思議に私たちの心を開いて罪を自覚させ、キリストの赦しを受 けさせ、神様の愛に感謝できるようにしてくださったのです。 人の心を造りかえるのは御霊の働きです。悪人が善人になり、罪人が義人にされ 奴隷が主の子にされるのです。御霊は常に人を神様へと導いています。抵抗する ことを止めさえすれば、私たちは御霊に導かれるのです。助け主である御霊は孤 独な人には愛を注ぎ、無力な人には助けを与えて、人間を新生させています。 祝福を祈ります。