今日の聖句 5月14日(火) 私たちに降りかかって来たすべての事において、あなたは正しかったのです。 あなたは誠実をもって行われたのに、私たちは悪を行ったのです。 ネヘミヤ9:33 私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し すべての悪から私たちをきよめてくださいます。 1ヨハネ1:9 ************************************** 今週のテーマ:主のいましめ きょうの聖書:イザヤ42:18-25 イザヤ書42章 だれが、ヤコブを、奪い取る者に渡し、イスラエルを、かすめ奪う者に渡したの か。それは【主】ではないか。この方に、私たちは罪を犯し、主の道に歩むこと を望まず、そのおしえに聞き従わなかった。 「自分に向ける戒め」 私たちクリスチャンにとって最も大切なことは、神様を見上げて礼拝し、神様の 御声を聞いて従うことです。それは、神の民イスラエルにとっても同じことでし た。しかし、イスラエルは創造者を棄て、偶像礼拝に走ってしまいました。その ことが最も強く訴えられています。 神様への背きの罪のために滅亡に直面しているイスラエルの現状を直視できず、 神様のお姿を拝すことができない祭司たちをイザヤは「目の見えない者」と呼び 神様の警告を聞かない指導者を「耳の聞こえない者」と呼んでいます。神様はそ のようなイスラエルを隣国バビロンによって滅ぼすと警告しています。そして、 残念なことにそれは現実のこととなってしまうのです。 私たちは過去の時代や、他人を簡単に批判し避難するのですが、もし私たちが同 じ罪を繰り返すなら、私たちはその何倍もの非難を受けることになります。私た ちは神様からのメッセージを他人に向けることは上手でも、自分に向けることが どれほど重要であるのかが見えてないのです。私ももちろんその中の一人です。 イスラエルは自分たちはアブラハムの子孫であり、神に選ばれた民だから何があ っても絶対大丈夫、と思っていたのかも知れません。私たちクリスチャンも、私 は洗礼を受けているからこれで良い、何をしても大丈夫、と思ってしまったら滅 ぼされたイスラエルと同じことになるのです。 祝福を祈ります。