今日の聖句 5月7日(火) この律法の書を、あなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさまなければなら ない。そのうちにしるされているすべてのことを守り行うためである。 ヨシュア 1:8 わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者がみな天の御国に入るのではなく、 天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。 マタイ7:21 ************************************* 今週のテーマ:聖霊を待ち望む きょうの聖書:出エジプト19:1-19 「今、もしあなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守る なら、あなたがたはすべての国々の民の中にあって、わたしの宝となる。全世界 はわたしのものであるから。あなたがたはわたしにとって祭司の王国、聖なる国 民となる。これが、イスラエル人にあなたの語るべきことばである。」 「聖霊と礼拝」 きょうの聖書:の背景は、イスラエルが出エジプトして三月目、場所はシナイ山 周辺です。神様はモーセを通して全イスラエルに「あなたがたはわたしにとって 祭司の王国、聖なる国民となる」と語りました。条件はイスラエルが神様との契 約を守るということです。 神様はイスラエルを神様に仕える民として選びました。それでイスラエルは選民 と呼ばれています。「祭司の王国、聖なる国民」となるために必要なことが、聖 霊を受けるということなのです。イスラエルは牛等を犠牲にして神様を礼拝する 国となり、最後にはイエス・キリストが十字架で犠牲になってイスラエルに聖霊 を降したのです。 聖霊を受けた使徒と弟子たち、そしてキリストを信じて聖霊の注ぎを受けた人々 は全て神様に直接祈り、神様と直接交われるようになったのです。クリスチャン であってお祈りができないとか、感謝や賛美ができないという人はいないわけで す。全てのクリスチャンが聖霊を受けて神様を礼拝できるからです。 中学校の世界史の教科書にマルチン・ルターという人が「万人祭司論」を立てて宗 教改革を行ったと書かれています。神様は信じる人に聖霊を注いで、御父を礼拝 する人にしてくださるのです。私たちは聖霊を受けると、たった一人でも礼拝で きるし、二・三人集まればキリストを囲んで祈りと交わりの時をもてるというこ とです。なぜなら、聖霊は御父と御子を礼拝する御方だからです。 祝福を祈ります。