今日の聖句 4月9日(火) 主は、彼らの力。 詩篇28:8 キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるば かり感謝しなさい。 コロサイ2:7 *************************************** 今週のテーマ:復活の信仰 きょうの聖書:ヘブル6:1-8 ヘブル人への手紙6章1節2節 私たちは、キリストについての初歩の教えをあとにして、成熟を目ざして進もうではありま せんか。死んだ行いからの回心、神に対する信仰、きよめの洗いについての教え、手を置く 儀式、死者の復活、とこしえのさばきなど基礎的なことを再びやり直したりしないようにし ましょう。 「成長志向」 これからクリスチャンになろうとする人たちには、犯罪指向をを捨てて神様を信じることを 教えなければなりません。洗礼や聖霊を受けることは入り口であり、立派にクリスチャンに なっているなら神様による永遠のさばきがあることは十分知っているでしょうと言っていま す。昨日はみことばによって成長することについて書きましたが、ここでも成長志向が訴え られています。 ところが、教会生活をしている人がキリストを捨て、十字架の恵からから離れてしまうケー スが多々あるので牧師は初歩の教えを語り続けなければなりません。初代教会時代にもキリ スト教を捨ててユダヤ教に戻ってしまうユダヤ人の例があったようです。現在のキリスト教 会でも、「教会の門は広い。しかし、教会の裏門はもっと広い」などと皮肉な言い方がありま す。 クリスチャンになって2年も経ったら後輩を指導するようになれるはずです。5年も経った ら牧師が居なくても礼拝を守れるようになるはずです。教会や牧師はクリスチャンをそのよ うに育てていく義務があるのです。牧師の喜びは自分が教会を留守にしても教会が機能し続 けている姿を見ることです。 一人の人が人間として成熟することは何より尊いことですし、教会活動のためにもクリスチ ャンが成熟を目指すことは必須です。一人一人のクリスチャンが「私もキリストのようにな ろう」と決断すること。成熟することを神様に対して真剣に祈り求める続けること、教会と 生活の中で起こる様々な問題を信仰成長の手がかりとして受け止めていく姿勢が求められて います。教会で短気を起こして信仰を止めてしまってはいけないのです。 祝福を祈ります。