今日の聖句 3月25日(月) 測り綱は、私の好む所に落ちた。まことに、私への、すばらしいゆずりの地だ。 詩篇16:6 あなたがたは、主から報いとして、御国を相続させていただくことを知っていま す。あなたがたは主キリストに仕えているのです。 コロサイ3:24 ************************************** 今週のテーマ:主の苦難 きょうの聖書:マタイ21:18-22 マタイの福音書21章18節19節 翌朝、イエスは都に帰る途中、空腹を覚えられた。道ばたにいちじくの木が見え たので、近づいて行かれたが、葉のほかは何もないのに気づかれた。それで、イ エスはその木に「おまえの実は、もういつまでも、ならないように」と言われた。 すると、たちまちいちじくの木は枯れた。 「信仰の実」 今日は受難週の二日目です。マタイ、マルコ、ルカの福音書にイチジクの木を呪 ったこと、宮きよめをし、様々な教訓を語られたことが記録されています。旧約 聖書でイチジクは選民イスラエルの象徴として扱われています。イエス様は実が 実っていないのでイチジクの木を枯らしました。 ユダヤ教の指導者たちはイエス様から厳しく咎められており、イエス様が死んだ 人を生き返らせ、目の見えない人の目を開き、自分が人々を救う神であることを 公言したので、反論ができないため、イエス様を神を冒涜する大罪人という罪名 を着せて殺害することを決めていました。 イチジクの木を枯らしたのは、ユダヤ教と指導者たちが神の選民としての実を結 んでないことを厳しく咎めていることを人々に明示するものだったのです。ユダ ヤ教は律法主義に陥り、生きている真の神様を礼拝する信仰から転落してしまっ ていたのです。ユダヤ教の態度とキリストとは大きく食い違っていたのです。 信仰の実を結び、かつ、成熟した礼拝者は他人の成長を喜び、他人の信仰の成長 に仕えていくものです。それが愛の姿なのです。イエス様は私たちの信仰を実ら せ、命がけで成熟させてくださる御方です。私たちの結実と成熟の目標はイエス 様です。イエス様を礼拝して信仰の実を結ばせていただきましょう。 祝福を祈ります。