今日の聖句 3月24日(日)棕梠の日曜日 私は、あなたのさとしの道を、どんな宝よりも、楽しんでいます。 詩篇119:14 永遠の契約の血による羊の大牧者、私たちの主イエスを死者の中から導き出され た平和の神が、イエス・キリストにより、御前でみこころにかなうことを私たち のうちに行ない、あなたがたがみこころを行なうことができるために、すべての 良いことについて、あなたがたを完全な者としてくださいますように。 ヘブル13:20-21 ************************************ 今週のテーマ:主の苦難 きょうの聖書:マタイ21:1-9 マタイの福音書21章2節3節 向こうの村へ行きなさい。そうするとすぐに、ろばがつながれていて、いっしょ にろばの子がいるのに気がつくでしょう。それをほどいて、わたしのところに連 れて来なさい。もしだれかが何か言ったら、『主がお入用なのです』と言いなさ い。そうすれば、すぐに渡してくれます。 「キリストの入城」 イエス様がロバの子に乗ってエルサレムに入城されました。イエス様の御生涯で もっとも華やかな一日です。ロバがつながれていることを予告し、ロバをほどく ことを咎める人がいることを予告し、連れて来るためにどう言えばよいかも予告 されて、永遠に存在する、全知の神であることを証明しました。 ロバを飼育している飼い主がロバをほどくことを咎めはしますが、「このロバの 造り主であり、真の所有者である【主】がお入り用です」と言わせ、ご自分の万 物の創造者、永遠の所有者としての所有権を主張した場面です。「ロバの真の所 有者が現れた」という驚きが飼い主の心に湧きあがっています。 さらに、当時もユダヤ社会で、神様への捧げ物とは人間に使役されたことのない 真新しい家畜だけが特に聖別されていました。そのロバの子を要求することで、 ご自分が選民からの礼拝を受けるべき全能の絶対主権を持つ神であることを表明 しています。こらのことを知らされている私たちは、大きな感謝と喜びを持って 心の王座にイエス様をお迎えするのです。 「万物は御子にあって造られたからです。天にあるもの、地にあるもの、見える もの、また見えないもの、王座も主権も支配も権威も、すべて御子によって造ら れたのです。万物は、御子によって造られ御子のために造られたのです。また御 子はそのからだである教会のかしらです。」ロバの子がエルサレム入城に、用い られたということは、まさにキリストのこの栄光を物語っているのです。 祝福を祈ります。