今日の聖句　3月15日(金)

主よ。あなたがもし、不義に目を留められるなら、
主よ、だれが御前に立ちえましょう。
詩篇130:3

この方にあって私たちは、その血による贖い、罪の赦しを受けています。
これは神の豊かな恵みによることです。
エペソ1:7

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今週のテーマ：耐え忍ぶ
きょうの聖書：ハバクク1:12-2:4

ハバクク書２章１節

私は、見張り所に立ち、とりでにしかと立って見張り、主が私に何を語り、私の
訴えに何と答えるかを見よう。

「信仰成長のため」

ハバククはユダヤがバビロンに滅ぼされるまさにその時、ユダヤで活動していた
予言者です。ダニエルやエレミヤと同時代の人です。ハバククの苦悩はユダヤは
神様の刑罰を受けても仕方のない民だがユダヤを滅ぼすバビロンはユダヤよりも
更に悪い国ではないか、とっても悪い国が自国より幾分かましな国を攻め滅ぼす
資格があるのか、ということです。

ハバククはユダヤの救いを祈っているのです。しかし、神様はユダヤを救おうと
はなさいません。ハバククはそれがどういうことなのか神様に尋ねます。答えを
求めて神様を見上げます。神様が何を教えようとしているのか、神様がハバクク
とユダヤの人々にこのことによって何を学ばせようとしているのか、それを聞こ
うとしています。

私たちに私たちの理解を超えた試練がもたらされることがあります。その時、神
様は私たちがまだ経験したことのないことを経験させ、私たちに神様への信仰に
おける成長を遂げさせようとしているのです。謙ったことのない人には謙ること
を教え、不従順な人には従順を学ばせるのです。

バビロンに滅ぼされたユダヤは６０年余り後に解放され、帰国したユダヤ人たち
によってユダヤ教が成立されていきました。それ以前は聖書を読むこともしなか
った人たちだったのです。瞬間湯沸かし器と呼ばれる私たち短気者も、少しずつ
ですが忍耐できるように訓練され、ディボーションのできるクリスチャンに変え
られて行くのです。

祝福を祈ります。