今日の聖句　3月7日(木)

主よ。偉大さと力と栄えと栄光と尊厳とはあなたのものです。
1歴代誌29:11

天と地と海と水の源を創造した方を拝め。
黙示録14:7

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今週のテーマ：十字架をとって
きょうの聖書：１コリント4:6-13

コリント人への手紙第一４章６節

兄弟たち。以上、私は、私自身とアポロに当てはめて、あなたがたのために言っ
て来ました。それは、あなたがたが、私たちの例によって、「書かれていること
を越えない。」ことを学ぶため、そして、一方にくみし、他方に反対して高慢に
ならないためです。

「謙遜の勧め」

コリントの教会は謙遜ということを知りませんでした。コリントの教会にはパウ
ロ、アポロ、ペテロなどが福音を伝え、教会を指導してきました。コリント教会
ではそれぞれの指導者ごとに派閥をつくり、お互いに自派を自慢し合っていたの
です。それは聖書のことばを踏みはずした態度です。

私たちは自分を指導してくれた牧師を慕います。しかし、教会に分裂を起こすほ
ど牧師を誇りにしてはいけないのです。教会はキリストの身体であり、教会の真
の指導者はイエス・キリストだからです。私たちは全ての恵みをキリストから受
けているのです。牧師はキリストからの愛の手紙を運ぶメッセンジャーです。

私たちは自派のリーダーを大きく誇ることによって、実は、自分を高い位置に置
こうとする傾向があるようです。パウロはコリント教会を王様みたいだと皮肉た
っぷりにそのことを指摘しています。そこには十字架のキリストを手本にする教
会の姿勢は見えません。

パウロは「今でも、私たちはこの世のちり、あらゆるもののかすです」と１３節
で述べています。塵や滓は誇りにも自慢にもならないものです。目を向けるべき
は天地の創造者である神様であり、救い主キリストこそ私たちの賛美すべきお方
だということです。私たちにも謙遜が勧められています。

祝福を祈ります。