今日の聖句 3月3日(日) わたしの名を呼び求めなかった国民に向かって、「わたしはここだ、わたしはここ だ。」と言った。 イザヤ65:1 イエスの正面に立っていた百人隊長は、イエスがこのように息を引き取られたの を見て、「この方はまことに神の子であった。」と言った。 マルコ15:39 ************************************* 今週のテーマ:十字架をとって きょうの聖書:使徒7:54-60 使徒の働き7章59節60節 彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで、こう言った。 「主イエスよ。私の霊をお受けください。」そして、ひざまずいて、大声でこう 叫んだ。「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って、眠りにつ いた。 「ステパノの殉教」 ステパノは使徒ではありませんでしたが従順で謙遜な人で、とても伝道熱心な忠 実な人物だったと思います。イエス・キリストの十字架と復活のあと、聖霊が降 り、弟子たちはキリストの復活の証人として、当局の弾圧を受けつつも大胆に伝 道していました。 ステパノはユダヤ人と宗教指導者の犯している罪を的確に指摘して、彼らに対し て悔い改めを迫っていきました。それはユダヤ教指導者たちの心をえぐるような 鋭い説教だったのです。ステパノはキリストの受難後の最初の殉教者になりまし た。 イエス様は十字架上で「父よ。彼らをお赦しください」と祈られています。すべ ての罪人の罪の赦しを御父に願いながら命を捧げていきました。ステパノの最後 の言葉も「主よ。この罪を彼らに負わせないでください」という自分をリンチで 殺害する人たちへの赦しを願う言葉でした。 私たちが罪を赦されて神の子とされ、神様に礼拝を献げることができるようにな った背後には、イエス様だけでなく過去2000年の間に世界の人々が救われる ようにと祈りつつ殉教していった多くのクリスチャンがいたことを忘れてはなら ないと示されました。今日は日曜日です。教会でイエス様に感謝する礼拝を捧げ ましょう。 祝福を祈ります。