今日の聖句 2月25日(月) 主よ。あなたは私のたましいをよみから引き上げ、私が穴に下って行かないよう に、私を生かしておかれました。 詩篇30:3 そこで、彼らは近寄って行ってイエスを起こし、「先生、先生。私たちはおぼれ て死にそうです」と言った。イエスは、起き上がって、風と荒波とをしかりつけ られた。すると風も波も収まり、なぎになった。 ルカ8:24 ***************************** 今週のテーマ:試みに勝つ きょうの聖書:ヤコブ1:12-18 ヤコブの手紙1章12節 試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められた人は、神を愛する者に 約束された、いのちの冠を受けるからです。 「試練に耐える人」 このヤコブの手紙はイエス様の実弟であり、エルサレム教会の指導者でもある、 ヤコブが地中海沿岸に散在するクリスチャンに向けて書かいたものです。キリス ト教に反対する人々が多いという環境の中で、口先だけで信仰をあかしするので はなく、真の信仰を人々への愛の行動で現すように教えています。 初代教会のクリスチャンが受けた試練は主に信仰への迫害でした。罵詈雑言はも とより、投石やら、激しい暴力を受けたりで死に追い込まれる人も多数あったの です。日本でもつい68年前まで牧師や信者さんが投獄され、中には獄死した牧 師もいたのです。治安維持法による弾圧です。 戦争当時の人々は「神のことばは、つながれてはいません。」(2テモテ2:9)を 合い言葉のように証しして励まし合い、難局を乗り越えてきました。クリスチャ ンは捕らえられて牢に繋がれることはあっても、神様と神様のみことばは繋がれ てはいないという信仰です。弾圧されたくらいでは信仰はやめないのです。 戦争が終わって、解放された日本のキリスト教会は、水を得た魚、堰を切った水 のように勢いよく日本全国への伝道の働きに立ち上がり、人々は教会に集まり、 キリストの愛をを賛美したのです。今年も6月23日(日)に淀橋教会で第21回 弾圧記念聖会が開催されます。最も神様の恵みに溢れた聖会になっています。 祝福を祈ります。