今日の聖句 2月10日(日) それでモーセは申し上げた。「もし、あなたご自身がいっしょにおいでになら ないなら、私たちをここから上らせないでください。・・」 出エジプト33:15 パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニヤへ出かけることにし た。神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだ、と確信したからであ る。 使徒16:10 ************************************* 今週のテーマ:目をさまして きょうの聖書:エレミヤ1:4-12 エレミヤ書1章8節9節10節 彼らの顔を恐れるな。わたしはあなたとともにいてあなたを救い出すからだ。 主の御告げ」そのとき、主は御手を伸ばして、私の口に触れ、主は私に仰せら れた。「今、わたしのことばをあなたの口に授けた。見よ。わたしは、今日、 あなたを諸国の民と王国の上に任命し、あるいは引き抜き、あるいは引き倒し あるいは滅ぼし、あるいはこわし、あるいは建て、また植えさせる。」 「エレミヤの召命」 きょうの聖書:はエレミヤが預言者として召命された場面です。時期は昨日の 聖書箇所であったアモンの子ヨシヤ王の時代です。50数年にわたって偶像礼 拝と暴虐が行われ、宮殿内で国王が暗殺されるという事件の後、ユダ王国は政 治、経済、宗教において状況は悪化の一途をたどっていました。 エレミヤは母国の状況と、母国を取り囲むバビロニヤ初め隣国の政治、軍事の 動向も的確に把握し、国が滅亡の危機に瀕していることを十分に認識していま した。政治家にも宗教指導者にも一般国民にも神様のみことばはうっとうしく 感じらる社会になっていました。 エレミヤは自分は若すぎるし、メッセージの経験もなく、技量も未熟なので国 民を悔い改めに導くために神様のみことばを語ることはできないと考えていま した。そればかりか激しい迫害にさらされることが手に取るように分かっているのです。 そのエレミヤに神様は「わたしはあなたとともにいてあなたを救い出す」と宣 言してエレミヤを奮い立たせました。投獄されても、国外追放を受けても、侮 辱されても、神様ご自身がエレミヤと共にそれを受けると言われたのです。神 様は私たちの人生の嵐も一緒に受けてくださる方です。 祝福を祈ります。