今日の聖句 2月9日(土) わたしが彼らから離れず、彼らを幸福にするため彼らととこしえの契約を結ぶ。 エレミヤ32:40 食事の後、杯も同じようにして言われた。「この杯は、あなたがたのために流さ れるわたしの血による新しい契約です。・・」 ルカ22:20 ************************************* 今週のテーマ:道をえらぶ きょうの聖書:2列王記21:19-26 列王記第二21章19節〜22節 アモンは二十二歳で王となり、エルサレムで二年間、王であった。彼の母の名は メシュレメテといい、ヨテバの出のハルツの娘であった。彼は、その父マナセが 行なったように、主の目の前に悪を行なった。彼は、父の歩んだすべての道に歩 み、父が仕えた偶像に仕え、それらを拝み、彼の父祖の神、主を捨てて、主の道 に歩もうとはしなかった。 「厳粛なさばき」 アモンはエルサレムで善政をを敷いたヒゼキヤ王の孫です。ヒゼキヤの後を取っ て王になったマナセは自分の造ったバール教のアシェラ像を事もあろうにエルサ レムの神殿の中に置き、これを礼拝し、自分の子どもに火の中をくぐらせ、卜占 から口寄せまでし、国民にもそれを強要するという悪行を働きました。 そのマナセの子がアモンです。アモンは父マナセと同じ道を歩み、即位して2年 で自分の宮殿内で暗殺されてしまいました。民衆はアモンに対して謀反を起こし た者たちを打ち殺し、アモンの子ヨシヤを王に立てました。ヨシヤは再び宗教改 革に望みましたが、時は遅く、そのままユダ王国はバビロンに滅ぼされてしまっ たのです。 マナセとアモンの父子は道をえらび損ねたのです。結果は無残にも神様の厳粛な さばきを受けることになりました。神様とは決して侮ることのできない、恐るべ きお方です。罪を犯した人は必ず神様の罰を受け、人に対しては償いをしなけれ ばならないのです。 きょうの聖書:は私たちに改めて神様のみことばに忠実に仕えていくことの大切 さを教えています。出エジプト記20:3 の「あなたには、わたしのほかに、ほか の神々があってはならない」という第一の戒めは何時の時代でも、どこの世界で も必ず守らなければならない教えです。キリストに優先するものがあってはなら ないということです。 祝福を祈ります。