今日の聖句 1月28日(月) 主は、私の口に、新しい歌、われらの神への賛美を授けられた。 詩篇40:3 イエスが彼に、「見えるようになれ。あなたの信仰があなたを直したのです」と 言われると、彼はたちどころに目が見えるようになり、神をあがめながらイエス について行った。これを見て民はみな神を賛美した。 ルカ18:42-43 ****************************** 今週のテーマ:喜び きょうの聖書:ピリピ4:4-7 ピリピ人への手紙4章4節 いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。 「喜びなさい」 この手紙は、パウロがローマの獄中から、ギリシヤのピリピ町の信者がパウロに 送った贈り物へのお礼の手紙として、感謝を込めて書いています。パウロはピリ ピの教会に「喜びなさい」と命じ、且つ激励しています。このみことばはピリピ 人への手紙の中心聖句です。 ピリピ教会はパウロの第2回伝道旅行の働きによって、ヨーロッパに建てられた 一番初めの教会です。そして、ピリピの信者たちは、監獄に収監されたパウロに 愛を込めて贈り物を届けたのでした。ピリピの信者たちの心にもたらされたキリ ストの恵みはさぞ大きかったものと思います。 パウロは収監されながらも信仰は益々盛んになり、キリストを信じる信仰によっ てもたらされる喜びで心は満たされています。獄中から多数の書簡を各地の教会 に向けて発送し、社会にいて自由に伝道するのと同じように福音を語り、信者の 指導に当たっています。 パウロが伝道していたキリスト教の初期の時代は、極めて困難な状況が続いてお り、将来に向けてもキリスト教への迫害は、更にまし加わろうとしていました。 そういう環境の中で、喜びの源は、私たち信者の心に住むキリストであり、すべ てのクリスチャンの一致した愛の助け合いであることを訴えています。 祝福を祈ります。